oldmanbuddhist

テーラワーダ仏教を地味に勉強してます、そのメモ書きになります、きちんと学びたい方には参考にならないです、ご了承願います。

マハーシ長老

ちょっと脱線、耳や目の話

ちょっと脱線します。 最近、ちょっと興味があって補聴器の勉強をしています。 そこで、基本的なこととして、耳の仕組み 聴覚伝導路のことを学んだのですけど、音の伝わり方というか、感じ方は。 外耳(耳介、外耳道) まずは外界の音→空気の振動を捉えます…

035【膨らみ、縮みを念じる】 第二部 実践編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

前項では「座る瞑想」のお話でした、「座っている、触れている」を念じ、観察し、気づくという実践の他にも、ここでは初心者がさらに実践しやすいように「膨らみ、縮み」のお話が続きます。 引用 初心者にとってシンプルで簡単な実践は、毎呼吸ごとに私たち…

034【座る瞑想】 第二部 実践編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

マハーシ長老の瞑想のコツのお話が続きます。 いま自分がなにをやっているのか丁寧に知る、丁寧に気づく大事さを、前回お話になられました。 次を引用します。 皆さんは、ただ座っている姿勢を観察するのなら、簡単で、たいした努力は必要ないと考えるかもし…

033【座る瞑想】 第二部 実践編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

瞑想しているとき眠くなってしまうことがあります、私もあります。 これってどういう状態なのでしょうか? 引用 (前略) けれども、私たちが眠くなったり、うとうとしたときには、床に崩れ落ちてしまうことがあるかもしれません。なぜかというと、そのとき…

032【座る瞑想】 第二部 実践編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 通常、私たちが座っているときには、精神的な活動の連続からなる意識によって引き起こされた、物理的な活動の連続によって、まっすぐな姿勢をしています。これは、内部の空気の抵抗によって丸く保たれた、ふくらんだゴムのボールのようなものです。この…

031【瞑想初心者のための実践法】 第二部 実践編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

「見ること」や「聞くこと」は同時に生じていなくて、一度に一つのことしか生じていません。 で、どうすれば、それを観察できるのでしょうか? 引用を続けます 見ることや聞くことというものは、その対象に注意が与えられたときにのみ生じます。もし、私たち…

030【瞑想初心者のための実践法】 第二部 実践編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

初心者の「気づき(サティ)」、「定(サマーディ)」、「智」は、まだ大変弱いので、日常生活でよくある「見ること」「聞くこと」「考えること」「妄想すること」は、常に同時に起こっているように感じられます。 実際、そのように感じます、妄想が優勢だと…

029【瞑想初心者のための実践法】 第二部 実践編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

理論編では、最初の段階の「預流果、預流道」に達するように奮闘努力をしましょう、というお話でした。 ここからは、最初の段階に達するために何を実践すべきか、具体的なお話になります。 引用します。 ここまでで、六門に連続して生じる、見ること、聞くこ…

028【理論編が終わります】 第一部 理論編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

今回で理論編か終わります。 本ではマハーシ長老が29ページに渡り説明しています、無駄な言葉が無く、直球ど真ん中の説明になります。 仏教の法話はお坊様によっていろいろなパターンがあるし、経典によってもいろいろなパターンがあり、仏教徒は自分に合…

027【定から無常、苦、無我】 第一部 理論編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

理論編のお話はそろそろ終わりますけど、マハーシ長老はすごく大事なことをあっさり説明してます。 ちょっとまとめると 「ナーマルーパを明晰に気づくこと」や自分が考えごとや妄想しているときは「考えている」「妄想している」と念じる。 ↓ 上記のことをあ…

026【心】 第一部 理論編『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

「考えている」「妄想している」とは、どういうことなのか、の話になります。 引用 私たちの心を基盤として、考える、妄想するなどの連続した心の活動が生じます。また、一般的な言い方をするのなら、身体によって一連の精神的な活動が生じるともいえます。…

025 【触れる感覚など】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

身体を動かすときに生じる「触れる感覚」についてのお話が続きます。 引用 手、足などを曲げ、伸ばし、動かす際に生じるたくさんの「触れる感覚」を念じることに関しても、述べたほうがよいかもしれません。実際は、名(ナーマ)が身体を動かすこと、伸ばす…

024 【聞くこと、触れる感覚など】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

これまでは「見る」でしたが、「聞く」「触れる」についても、お話が続きます。 引用 ものが聞こえた場合も、ものを見るときと同様に、実際は名(ナーマ)と色(ルーパ)という二つの個別の要素があるだけなのです。耳によって、耳識が生じます。耳と音は色…

023 これまでの復習 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

自分なりに復習です。 最初に戒定慧の重要性を説かれましたが、特に「戒」は大事ですけど、戒を単独で実践するのも賢明ではないので、定の実践も大事。 戒と定を実践することで慧も養われ、最終的には出世間的な戒定慧を目指しましょう。 で、この智慧を養う…

022【有身見】が続きます。 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

認識の際に、「名」が一つ、「色」が二つあるとわかりました。 本当はこの三つしかないのですけど、この三つを間違えて我のものだと誤った認識をしてしまいます。 で、自我に関する間違った見解で有身見が生じます。 有身見から渇望や、執着という煩悩が起き…

021【有身見】が続きます。 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 このこと(我について間違った見解を持っている)について、より詳しく説明しましょう。 私たちは、誰もが加齢、病気、死を避けたいと思うものです。けれども、誰も防ぐことはできませんし、やがてそれらがやってくることを避けることはできません。そ…

020【有身見】が続きます。 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

有身見のお話が続きます。 引用 この自己に関する間違った見解から自由にならない限り、私たちは地獄、畜生、餓鬼といったみじめな領域に転生するリスクから逃れることはできません。私たちは、その功徳によって人間や天として幸福な生活に転生するかもしれ…

019【有身見】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 このこと(現実に存在する名色を自己と見做す間違った見解、信念)をより明確に理解するため、間違った見解や信念に固執している態度についてさらに検討してみましょう。私たちがものを見るときに、実際に存在するものは「眼」であり、「見る対象」であ…

018【輪廻を知る】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 ヴィパッサバー瞑想を実践したりせず、そのような知識のない人々は「私」「我」「生きている実体」「人」といった見解にしがみつきます。彼らは「見ているのは自分だ」「私は見ている」「私は知っている」と信じているのです。この種の見解や信念は、パ…

017【見ること】が続きます 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 今や、私たちがものを見る瞬間ごとに色(眼)と名(見ること)という二つの別個の要素だけがあることが明らかになりました。付け加えるなら、色(ルーパ)には「見る対象」という第三の要素が存在します。私たちの身体の外に「見る対象」があるとき、身…

016【見ること】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 例をあげてみましょう。家の中に座っている人を想像してみてください。人と家は、本来は二つの別個のものです。家は人ではなく、人もまた家ではありません。見ることの 場合も、同じように考えることができます。「眼」は「見ること」ではなく、「見る…

015【見ること】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 世間の人々は普通、「見ること」といった場合、それは私たちの眼が実際に見ているのだと考えています。彼らは「見ること」と「眼」を一体のものと考え、同じものと見做しています。世間の人々は「見ているのは自分である」「私はものを見る」「眼、見る…

014【名の説明】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 では、何が対象を知るというのでしょうか?名(ナーマ)が対象を知るのです。名はパーリ語ではナーマと呼ばれます。対象に対して、心が傾く(ナーマティ)ためです。名とは思考や意識のことを言うこともあります。名は、色(ルーパ)によって生じます。…

013【色の説明】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 アビダンマによれば、名(ナーマ)、色(ルーパ)の要素には有所縁の法と無所縁の法があるとして、それぞれ分類されています。名(ナーマ)の要素は対象をもち、その対象をつかみ、対象を知ります。それに対して、色(ルーパ)には対象をもつということ…

012【色の説明】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 あらゆる生命は名(ナーマ)と色(ルーパ)という二つから成ります。私たちの暮らす現代においては、筋肉など、私たちの身体の硬い部分は、色(ルーパ)に属します。アビダンマでは、色(ルーパ)には全部で二十八種類のものがあるとしています。しかし…

011【名と色】 第一部 理論編 智慧の発展 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 この智慧を養う方法というのは、名(ナーマ)、色(ルーパ)を観察することです。私たちが名と色を観察する能力があるのなら、それらが生命の真の性質であることがわかります。現代では、物質の分析的な観察は、通常研究室の中でいくつもの種類の実験器…

011【道果の智慧】 第一部 理論編 戒の重要性 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 (世間的な智慧を得るだけでは)、まだ、地獄やそれ以外のみじめな境涯の存在に転生することのリスクを防ぐことはできません。私たちは、出世間的な智慧を育てることによってのみ、明確にそのリスクを取り除くことができるのです。 出世間的な智慧とは…

011【智慧の話】 第一部 理論編 戒の重要性 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 真の世間的な智慧とは、私たちの福祉の向上と公共の事業に役立つものだからです。それは、いかなる害も引き起こしません。そのような真の意味での知識、経典の意味を身につけることを学ぶこと、そしてヴィパッサナー瞑想の発展には、聞所成智慧、思惟所…

010【智慧の話】 第一部 理論編 戒の重要性 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 智慧には世間的な智慧と出世間的な智慧という、二種類のものがあります。今日、私たちの世界では文学、芸術、科学もしくはそれ以外の世間的なことにおける知識も通常、智慧の一種と見做されています。しかし、この種の智慧というものは、心の成長と関係…

009【輪廻の話】 第一部 理論編 戒の重要性 『ヴィパッサナー瞑想 マハーシ長老(著)』

引用 もし、私たちが転生後も常に道徳的な生活を送るのなら、その人はより高次の存在に転生し、幸福な生活を送ることでしょう。しかし、私たちが貪瞋痴の煩悩から自由ではないため、もし不善業をなしたならやがてその悪業の結果を受けるでしょう。私たちは、…