ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

一瞬でも心を磨くブッダの教え

62 肉体には痛みしか生まれない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 肉体の中には、痛みしか生まれません。「人生は楽だ、楽しい」とみんな思っていますが、細胞は、正確にいえば、痛みしか感じないのです。痛みが多いか少ないかというだけのことです。 中略 結局、感じるのは痛みだけです。痛みの感じを一生懸命変化させ…

61 生も苦である 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「ご出産おめでとうございます」と言う場合、幸福を感じているのは誰でしょうか?大人が勝手に喜んでいるだけではないでしょうか?生まれた本人にとっては、出産そのものが耐え切れないほどの苦です。生まれるときに赤ちゃんは、生きるか死ぬか、という…

60 悩むのは愛着があるから 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「愛別離苦」が人生です。「怨憎会苦」が人生です。生きることはつらいものなのです。しかし、だからといって、悩む必要があるでしょうか。人がなぜ悩んでしまうのかというと愛着の問題です。 例えば、誰かが「家一軒、壊れましたよ」と騒いでいたとし…

59 一切の行為の衝動は苦 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 だから、生き続けるために「苦」が必要です。苦があるからこそ、苦をなくそうと努力します。それが生きることです。 後略 私見です 例えばお腹がすく、ってのは、苦の感覚ですね。 すごい空腹は、なんだか切ないです。 で、コンビニでパンを買って…

58 生きることは苦であると念じる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 生きることは根本的に、苦です。 後略 生きるとは死に向かってまっしぐらに走ることです。必死で頑張っているのは当たり前ですが、生きるとはなんだか虚しいことなのです。 後略 私見です。 苦であることを念じる前に、私も以前勘違いしてたのですけど…

57 個人とは大海の一滴の水 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 個人とは、大海の一滴だとしましょう。この一滴の水が、自分は他の水と違った個人であると主観をつくっているのです。 後略 私見です これは何かの経典にあるのかもしれませんが、知識が無くわかりません。 これについて詳しく書いてある本が下記になり…

56 自分が菩薩になれば幸福感でいっぱいになる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 自我を捨てた瞬間に、人間はたちまちすごくなれるのですよ。 信じられないほど尊くなるのですね。 自分が他を心配する菩薩になって瞬間になんでもできるんです。 後略 私見です。 テーラワーダでは、あまり「菩薩」という言葉は出てきません。 大乗仏教…

55 「自分は駄目な人」というエゴを捨てる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「私には能力がない」と思うのもエゴです。「この人には能力があるが、私にはそんな能力がないから悔しい」と思うから相手をねたむ気持ちが出てくるのです。 中略 何事においても、各人が能力に応じた仕事をすればいいだけの話です。「私が」「私が」と…

54 皆、「私」が一番偉いと思う 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「私は、たったひとつの大事な存在です」と、皆、思っています。だから「私にいちいち、いろいろなことをゴチャゴチャ言わないでくれ」と思っています。 それなのに「でも、私は皆に言いたいことをいっぱいゴチャゴチャ言いますよ」と思うのです。誰も…

53 「美」という偏見 『一瞬で心を磨くブッダの教え』 

引用 「美」というのは偏見です。「これこれこういう条件がそろったら美です」ということは成り立たないのです。 後略 脱線する私見です。 「私は知っている」の「知っている」ことのほとんどは主観ですね。 関連リンク j-theravada.net 上記で、先生は「餌…

52 肉体は地球からのレンタル 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 肉体は、個人のものでなく、地球のものです。私たちは肉体に限らず、地球からすべてを借りています。いわば、すべて「レンタル」です。 後略 バリバリの私見です。 前もレンタルについて書いてました。 www.jataka.info 齢をとるにつれて、いろいろなも…

51 自我を張っても何もできない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 我々は自我を張って「私がいる」ことを前提に狂暴に生きていますが、生まれた時から死ぬまで、自分の希望、自分の考え方というのはぜんぜんどこにも通じたことがありません。目をそらさずに発見してください。老衰で寝たきりなっているわがままな人を観…

50 自我の仕組み 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 自我とは「私は完璧だ」と思うことです。いつでも自分が正しいのです。 中略 心のOSには常に「私は正しい」という項目が入っているのです。ですから、いたって簡単に「お前が悪い」という結論に達してしまいます。 私見です このブログ内を「自分が正…

49 自分が感じた主観は、客観的事実ではない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 人間にあるのは主観のみで、客観的な事実ではないのです、しかし私たちは、主観でただ自分が感じたことを事実だと思って、いろいろな哲学や学問までつくっています。自分の主観を持って、「私がいる」という概念を持って、我々はあらゆるものを比…

48 細胞がやっているのは、伸びと縮みだけ 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 (細胞は)本当は伸びると縮むだけなのに、細胞について考えてみても、いったい40兆の細胞のうち、どの細胞が「私」と言えますか。この爪はあなたですか?いえ、これは爪であって私ではありません。髪の毛の細胞があなたですか?いや、髪の毛は…

47 自我は政府のような概念 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「政府」という概念があります。 政府は、どこかにあるわけではないのです。 国会は政府ではありませんし、閣僚も政府ではないのです。総理大臣も天皇陛下も政府ではないのです。 各個人が自分に与えられた仕事を、憲法に従って守っているだけです。首…

46 社会的な地位や名誉は「買い袋」にすぎない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 それが社会的な地位であろうが、名誉であろうが、どうでもいい話でね。あるいは「覚りを目指すことと社会的な成功は別なんじゃないか」とか、そういう世間が思っていることは、「買い物に行ったら、どんな袋に入れてくれるのか」を心配するような…

45 まっさらなスクリーンでいること 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 よく言う「自分を消す」というのは、「白いスクリーンになれ」というような意味なのです。 私たちは死ぬまで世間で過ごさなくてはいけません。 生きるということは、他の生命と関係を持つことです。 その都度、各生命に対して一時的な自分を投影で…

44 「自分探し」から争いは生まれる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 皆、何かしら、「自分は何者か?」と探し求めています。自分は何か偉い人物・尊い存在であると、そう思っているのです。いわゆるアイデンティティ(自己同一性、変わらない自分)を強化したくて、安定させたくて必死なのです。皆、愚かで無智なのです。…

43 自分の意見にしがみつかない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「自分の意見は正しいかもしれません。間違っているかもしれません」という態度をとってみましょう。 中略 他の人が言ったことを鵜呑みにせず、自分の意見も鵜呑みにせず、それぞれの意見を突き合わせて理性で考えます。 ふと浮かんだ自分の意見さえも…

42 自分とは何か? 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「私は何者か?」ということは、その環境によって一時的に成り立っているだけのことです。 中略 子どもに対しては「お父さん」、孫に対しては「おじいちゃん」、学生時代の友人なら「仲間」、会社では「課長」、地域では「近所のおじさん」出会う人によ…

40 我感じる、ゆえに我なし 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「我感じる、ゆえに我なし」です。なぜならば、感じることは瞬間で変わるのだから。新たな我が生まれるためには、今の我が死ななくてはいけないのです。瞬間に変わらないと、感覚は成り立ちません。一時的に我があると仮定しても、その我は瞬間的に変わ…

39 与えることで幸福になる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 ニーズを少なくすること」と「不満を持たない」という安全対策に加えて、「あげること・施し」をすれば、欲に対する最強の対策になります。 しかし世間は無智なので「与えると損する」と言います。「施す」「与える」ことによって自分が恵まれるポテン…

38 欲を満たしても、疲れて壊れる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 満たす気持ちをやめて、わずかでも得たもの対して喜びを感じたらいかがでしょうか。ないものに泣くことをやめる。たとえ失敗することがあっても、努力することが楽しいのです。他人のために頑張ることが楽しいのです。 得ることは瞬間の楽しみです…

37 不公平な世界 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 人は必要不可欠なものだけは満足しない。欲に目がくらんで、より多くものを必要とする。そうすると他人から奪わなくていけないのです。この世は強者生存、弱者衰退が法則になっています。異常欲にせいです。みるみるうちに組織、社会、国々が衰退して滅…

36 欲から怒りが出てくる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 実は、欲と怒りというのは同じコインの表と裏です。表は欲です。欲が生まれると、裏側には怒りが一緒に生まれていて、欲がうまくいかないと怒りになります。 欲がある人は。「私は怒りません」とは言えません。条件がそろえば、すぐ怒りが起こります。 …

35 エゴイストは法則違反 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 全ては与えられたものです。それなのに、与えられていないものを取る愚か者もいるのです。与えれたもので命をつなぐのは自然の流れです。命は独立しては成り立ちません。ですから、人がエゴイストであるならば、その時点で命の法則を破っているの…

34 人間は本来、エゴイストである 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 一般的に、女性は自分の産んだ子どものことを無条件で愛していると言うでしょう?でも、それは、子どもがすごくかわいいときに限られるのです。言うことを聞かない、触っただけでもギャーと泣く管理不可能な自閉症の子どもも生まれます。嫌になる可能性…

33 ナショナリズムという病 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 ナショナリズムは無智な欲です。愛国心という糖衣で欲を隠しているのです。 昔から「自分の国や民族が優れている」という病気があるのです。 その病に侵されている国に体力も財力もあったら、他国を制覇しようと殺しに行くのです。支配欲にも限りがあり…

32 理性で欲という森から抜け出す 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 人は幸福を目指して生きるものです。 しかし、欲にはめられたら進まなくなります。欲は迷路なのです。樹海なのです。「少欲知足」を実行すると、欲の迷路から抜けられます。 後略 私見です。 山菜取り、きのこ狩りで、山に迷うという話を聞くことがあり…