ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

91 カルマは意識次第 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 カルマ・業は、純粋に心の動き、意思の働きです。だから善いカルマを作ることも、悪いカルマを作ることも可能なのです。 たとえば誰かにご飯をあげて、「これを食べたら消えろ。もう二度と来るな」と怒りの意識をつくることもできるし、「食べて元気に…

90 物事には順番がある 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 究極の幸福に達することにも、順番があります。道徳的な人間になることが、最初のステップです。世間の流れに流されないように気をつけること、物事を自分自身で判断してみること、常に落ち着いた心でいるように努力づること、自分と周りを客観的…

88 思考が止まると智慧が生まれる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 我々は、思考を大事にして生きています。不確定で不安で、正解が不正解かわからない世界でびくびくして生きているからです。それで怯えが現れます。不正解だったら恥ずかしいと自我が傷つく。悩み苦しみが生まれる。問題が実ぬいろいろ起こるのです。だ…

87 人格が成長しない修行は意味がない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 仏教には、「写経」という伝統があります。でも、「一生懸命写経しました」と言ったところで、ただ疲れただけで終わってしまったら、なんの意味もありません。私は写経を批判するわけではありません。お釈迦様がお尋ねになるのは、「写経によって、どれ…

86 本当の自由とは 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 心は貪瞋痴のほうがやりやすいのです。 怒ることはやりやすくて、怒らないことは難しいでしょう。欲張ることはやりやすいけど、欲張らないことは難しい。ですから貪瞋痴の反対の不貪不瞋不痴をやらせようと思ったら、これは大変です。魚に「歩け歩け」…

84 観察して理性を育む大切さ 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 どんな善いことがあっても、それをするときは観察し、理解しながらやっていただきたいのです。つまり、いくら善行為しても、そのことで理性が生まれなければ意味がないのです。心の底から「ああ、本当に嘘をつくのは、自分が不幸になる悪行為なのだ」「…

83 無智の家に住んでいる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 我々は、いつでも無智の家に住んでいます。皆さんは日ごろから「嫌だな」と思うこと、避けたかった不幸に出会うこと、不愉快なことなどの根源は無智です。無智の家に住んでいるから当然の結果です。 私見です。 無智ということは「おバカさん」というこ…

82 ありのままに見たら真理を発見する『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 なんの先入観もなく観察すると、自動的に真理を発見することになります。だって、なんの先入観もないのだから。だからお釈迦様が「ありのまま」という単語を使ったのは、そういうことなのです。「ありのままに観ましょう。あってほしいままではなくて」…

81 環境に左右されない心をつくる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 心は環境からの影響を受けて、すぐに変化してしまいます。 中略 普通の心は、得すると喜び、損すると落ち込みます、褒められると舞い上がり、けなされると落ち込んで、 中略 心を育てるとは、「環境によって左右されない、心の清らかな状態を頑固に守り…

80 人格のミラーボールをなめらかにする 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 我々の人格は多面体にたとえることができます。 我々は、この世界のデータに、どんなふうに反射するのかわからないあらゆる側面を持っている多面体なのです。 ミラーボールのように、ミラー自体が一個一個、デコボコしていて、どのように反射するかわか…

79 耐え忍ぶという正道 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 この世で生きてみると、さまざまな出来事に遭遇しなくてはいけないのです。気に入る出来事も起きますが、気に入らない出来事のほうが多いのです。出来事が自分の気に入ったら、舞い上がって喜ぶ。気に入らないと、、落ち込んで悩む。 犯人はいずれも、…

77 最高の修行 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 Khantī paramaṃ tapo titikkhā, カンティー パラマン タポー ティティッカー 忍耐・堪忍は最上の修行である。 ダンマパダ184偈より テキストでは、このダンマパダの語句の説明になるのかな?と思ったらそうでもないです、ちょっとひねりがあります。…

76 対話で真理に達するということ 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 もしかすると、仏教は自分の意見とはまったく違うことを言っていると感じるかもしれません。自分が責められたように感じたとか、侮辱されたと思ったとか、そういう気持ちが起きる可能性があります。 中略 仏教の本を読んだりして、嫌な気持ちになったと…

『浄聖院だより こころみ 第34号』

浄聖院さま お寺が雪に埋もれたというのに、雪かき行けずにすみません。 コロナ等で、勉強会もZOOMでやる予定です。 勉強会のセッティング、ありがとうございます。 うむ、ヴィッパサナー瞑想のことですね。 先生の新刊があります。 ヴィパッサナー瞑想 図解…

75 仏教が否定する「邪見」の正体 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 物事は原因によって現れます、その原因がなくなると消えます。これは因果法則です。ですから、いま現在の現象は、ある原因と条件によって現れるものです。 中略 邪見とは、一言でいうならば、因果法則の否定です。因果法則によって生きていて、因…

74 矛盾にぶつかったら解脱するべきという概念がわかる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 不殺生戒に始まる五戒をみんなに守りなさいよ、という場合でよく出る反論は「殺生しないと生きていられない」ということです。そこでたとえば、「私は今日から肉も魚も食べませんよ」と言う人がいたら、私はいきなり逆を言うんですね。「あなたが肉・魚…

72 自分に理解しやすい教えが必ず見つかる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 お釈迦様の教えは今もたくさん残っていますが、それらを一つずつ探していくと、自分の性格に合っている、自分に理解しやすい教えが必ず見つかります。 私見です。 自分の性格に合っているとか、理解しやすいとか・・・ 日常生活では、いろいろな場面に…

71 自利か利他かという二者択一ではない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 よく質問されます。「大乗仏教では自分のことを置いて、人々を救うために修行すると言ってますが、それをどう思いますか?」と。 私の答えは「そんな、自分のことを置いておいて人を救うなんてことは、ちょっと成り立たないんだ」と。 具体的に言えばこ…

70 仏教は実行し、安らぎを経験する教え 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 一般仏教徒は、出家も在家も、朝、昼、晩のお経をあげたり、お供えをしたりという儀式的なことが大好きです。そしてやがて、仏教とはお経をあげたり、儀式を行ったりする宗教だと勘違いするまで発展しました。 後略 私見です。 本日の副読本 南方上座部…

69 仏教は押しつけではない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 お釈迦様は一方的に自分の教えを人に押しつけません。人に自分の人生について質問する。相手が自分の経験で答える。本人が自分の問題の解決策を自分自身で発見するまで、問答の形式でガイドします。 人は自分自身で出した答えが、ブッダが説く真理その…

68 仏教を学ぶと心が柔軟になる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 仏教を学んでいくと、「自分には知らないことがあるんだな」ということがわかってきます。わかってくると、知らず知らずに心が柔軟になっていきます。そうすると、みんなから、「ああ、この人は、柔和でいい感じだなあ」と好かれるような人柄になってい…

67 仏教は「生きることの科学」 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 (仏教は)生きる苦しみを乗り越えて、幸福に達する実践方法です。自らが実践して、確かめて納得する道を伝えました。どんな人でも、教えに従って実践すれば、納得のいく答えをつかむことができる。それには例外はありません。そのような意味で「…

66 苦がなければ何一つ存在しない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 この世の中、苦がなければ何一つ存在しません。もし、この世の中に何かに感謝することがあったら、苦に感謝してください。たとえば、奈良や京都に行って、仏像を拝んだりしたときに、「なんてありがたい仏様でしょう」と思ったとしたら、苦に感謝してく…

65 老いないようにとの期待こそが苦しみ 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 だいたいの人は、三十、四十、五十歳ぐらいで「年は取りたくない」などと思い始めます。しかし、本当は生まれた瞬間からずっと老いてきたのです。いまさら「年はとりたくない」と思っても、「老いないでくれという、この期待は叶いませんよ」とお釈迦様…

64 人と比べると生きづらくなる 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 みんな、とにかく比べる。それは、すごい苦しみのもとなのです。 比べる気持ちが入ったら、生きづらいのですよ。「あの人は上手ですよ。この人は下手ですよ。私はこうですよ」と比べたら、どれほど苦しいことか。 その苦しみはみんな、比べること…

63 生きる苦しみは人類みな同じ 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 誰でもいいから人を殺してやりたいという人ならば、本人はじりじりと生きる苦しみを感じているので、直接会ったら、まず、このように語りかければよいのではないでしょうか。 「あなただけではありません。私もそうです。一分たりとも、ああ気持ちよか…

62 肉体には痛みしか生まれない 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 肉体の中には、痛みしか生まれません。「人生は楽だ、楽しい」とみんな思っていますが、細胞は、正確にいえば、痛みしか感じないのです。痛みが多いか少ないかというだけのことです。 中略 結局、感じるのは痛みだけです。痛みの感じを一生懸命変化させ…

61 生も苦である 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「ご出産おめでとうございます」と言う場合、幸福を感じているのは誰でしょうか?大人が勝手に喜んでいるだけではないでしょうか?生まれた本人にとっては、出産そのものが耐え切れないほどの苦です。生まれるときに赤ちゃんは、生きるか死ぬか、という…

60 悩むのは愛着があるから 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 「愛別離苦」が人生です。「怨憎会苦」が人生です。生きることはつらいものなのです。しかし、だからといって、悩む必要があるでしょうか。人がなぜ悩んでしまうのかというと愛着の問題です。 例えば、誰かが「家一軒、壊れましたよ」と騒いでいたとし…

59 一切の行為の衝動は苦 『一瞬で心を磨くブッダの教え』

引用 前略 だから、生き続けるために「苦」が必要です。苦があるからこそ、苦をなくそうと努力します。それが生きることです。 後略 私見です 例えばお腹がすく、ってのは、苦の感覚ですね。 すごい空腹は、なんだか切ないです。 で、コンビニでパンを買って…