ある日、自宅での昼食、1時間確保できた、ごはん、おかず3品、汁物1品、デザート1品、作って、開始。
おっと、食事の前に
「食事の観察」の言葉を唱えます。
正覚者の説かれた真理を遵守し、
正しく観察してこの食事をいただきます。
食事により心が汚れることを戒め、
身体を痛めることにも注意し、
壊れてゆくこの肉体の修復のために、
量を計って、この食事をいただきます。
一切の生命に対して慈しみの念を抱き、
一切の現象は無常であることを隨念しつつ、
この食事をいただきます。
仏教では、食事は体を維持するためにあります、体が壊れてしまうと、悟ることができなくなってしまいます、グルメでもないし、菜食主義でもないし、目の前にあるものをきちんと味わって食べましょう、ということでしょうか。
スタートします
ひたすら実況中継に徹します。
ちょうど、45分で終了しました。
悟ることはできませんでしたが、普段、いかに自分が動物みたいに食事をお腹の中に放り込んでいるかわかりました、あとテレビを見ながら・・とか、食事をしながら本当の食事をしていない、ということに気づきました。
ごはんは甘いのですね、野菜の元々の味もよくわかりました。
食事の冥想の副産物は、ゆっくり食べるので、少量でもお腹に充実感が得られて、次の夕食までお腹が空きませんでした。
あと、一番は、「心にいいことをした」という実感ですね。
食事の冥想は下記の本をご参照下さい
「自分を変える気づきの瞑想法」第3版

自分を変える気づきの瞑想法【第3版】: ブッダが教える実践ヴィパッサナー瞑想
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