昼も夜も害を与えない(慈しみの心)でいる比丘は、
いつも覚醒してつねに冴えている。
(ダンマパダ300)
以下抜粋
自我中心的な人は、いとも簡単に「他人を嫌いだ」と思ってしまうものです。すると相手も同じように「いやだ」という感情をいだきます。同じ質の感情が返ってくるのです。ですから、自分がやさしくしてもらいたいなら、まず他人の心配をすることです。他人の幸せを願う行為は自分のためでもあります。
他人の幸せを願うことは、自分の心を喜ばせることになります。そして相手の心も喜びます。人の心が喜べば、同じ波動が自分に返ってくるのです。
人を祝福するとき、お互いがいい気分になります。祝福するほうも気持ちがいいし、されるほうも気持ちがいい。ともに喜び合えるのです。それが慈悲の働きです。