ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、パティパダー2017年1月号に慈悲の冥想の改訂が掲載されています。
文章抜粋
私達の命を助けてくれる生命は、何人かの限られたものではありません。身体の中にも、無数の生命が住んでいます。飼っているペットたちも、自分の仲間で、自分に安らぎを与えてくれます。ですから、人間、動物、微生物などなどの区別をやめて、「私の親しい生命が幸せでありますように」と、二番目の段落の目的語を改訂することに決めました。ついでに、「私の嫌いな人々」「私を嫌っている人々」も、「私の嫌いな生命」「私を嫌っている生命」と変えました。新しいバージョンにすぐ慣れることを期待しています。
私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
私は幸せでありますように(3回)
私の親しい生命が幸せでありますように
私の親しい生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい生命の願いごとが叶えられますように
私の親しい生命にも悟りの光が現れますように
私の親しい生命が幸せでありますように(3回)
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
生きとし生けるものにも悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)
私の嫌いな生命も幸せでありますように
私の嫌いな生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな生命の願いごとが叶えられますように
私の嫌いな生命にも悟りの光が現れますように
私を嫌っている生命も幸せでありますように
私を嫌っている生命の悩み苦しみがなくなりますように
私を嫌っている生命の願いごとが叶えられますように
私を嫌っている生命にも悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)
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