『言葉の偉大なる力』は、以前、日本テーラワーダ仏教協会の僧房落成の施本としていただきました。
大阪の住吉大社の武道館で毎年行われる法話、質疑応答が元になっています。
私も行ったかもしれませんが、法話の内容はきれいさっぱり忘れています。
このように書籍として残していただけるとありがたいです。
言葉使いがまるでダメ、人に迷惑をかけたり、ダメダメなので、戒めのため、この本を読み返したりします。
嘘は殺生より罪が重いので、言葉の使い方はまるでダメですが、嘘は意識して気を付けてます。
まえがきの部分を引用します。
人生を潰す重荷にもなる、成長の頂点にも立たせることができる言葉
Gravity of words
生きるために、空気がどれほど必要かご存知でしょう。呼吸ができなくなったら、私たちは生きることができなくなります。
同様に、生きるために欠かせないもう一つのものがあります。それは、我々がさりげなく使っている言葉です。空気は肉体を維持するだけですが、言葉の役目は人生にとって重大です。言葉は人格そのものを管理しているのです。言葉とは言語のことだけでなく、赤ちゃんの「オギャー」も言葉です。命と密接な関係があるので、言葉について明確に理解すれば、必ず人の役に立ちます。
ですから、今日は、「『言葉』の重みについて」というテーマで話をしたいと思います。まず知っていただきたいのは、人間にとって、言葉とは大変な「重荷」だということです。言葉は、私たちを押しつぶして、もうどうにもならない地獄の陥れることもできます。逆に言葉は、人間を頂点まで、究極的なところまで成長させる力も持っています。そういうわけで、私たちは言葉について、よく学ばなければいけないのです。
目次
序
感情と理解
感情と理解の区別
感情は「悪」、理解能力は「善」
敵(汚れ)の絶えない攻撃
人間らしく生きられるのか
嫌悪されてしまう味方(理性)
洗脳とマインドコントロール
貪瞋痴と洗脳
マインドコントロールの分析
人生は言葉次第
言葉がひとの人生を設定する
悪人は多数、善人は稀
言葉の使い方
人の運命を鍵をにぎる言葉 その使い方
道徳に欠けた言葉
罪になる言葉
善語 幸福になる言葉
愛語を語る人になる
完全に語れない
語るときに注意するポイント
言葉の意味 内容
幸福になる言葉とはブッダの言葉
後記 質疑応答
キンドルダウンロードで324円
この内容で324円はお得です。何度でも読み返せます。
菩提樹の葉のデザインが素敵です。