ブッダの教え一日一話」より
子育てするとき、自分のもの、自分の子ども、という思いが入ると、かなりのストレスになります。
子どもは自分のものではありません。むしろ「宇宙人だ」と思ったらいいいのです。
宇宙人だから」、この地球のことは、何ひとつわからない。宇宙人にとって、世の中は不思議で仕方ありません。だから、ひとつひとつ丹念に教えてあげてください。
やがて、子どもが大きくなったら、「もう一人前の独立した人間であって、誰のものでもない」という気持ちで接するとよいのです。
私の子どもたちは大きくなって、社会人と大学生です、ここまで大きくなると、一人の人間ですね、もう私のものではありません。
「私のもの、私のもの」といつも言ってたら、「気持ち悪いオヤジだなあ」とストレスになり、子どもに間違いなく嫌われるでしょう。
長老は、子どもが小さい頃から「独立した人格を持った人間」として接しなさい、と言ってます、健全な親子関係を築くには、それがいいと思います。
子どもって、大人よりはるかに頭が良くて論理的なので、質問には丁寧に答えてあげたほうがいいです、たぶん親も試されているのですね、本当は家庭は楽しい学びの場です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
生きとし生けるものが安穏でありますように。