「ブッダの教え一日一話」より
自分が悪くないのなら幸せなはず
私たちは、不幸の原因は自分の外にあるように思っています。
「経済状態が悪いから」「血圧が高いから」「借金さえなければ」「あいつがいなければ」「妻がもっとしっかりやってくれたら」・・・・・、など「他の誰か」や「何か」のせいにするのです。
他人のアラを自分の不幸の原因にして、自分は悪くないと思っています。
しかし、自分が悪くないならば、本当は幸福なはずなのです。
そもそも、自分が悪くない人、自分に問題がない人は、人のせいにしません、自分が悪い人、問題をかかえている人は、人のせいにします。
自分の不幸を他人のせいだと錯覚するんでしょうね。
自分が悪いのに、人のせいにすると、もっと自分が悪くなります、あっさりと悪循環の罠にはまります。
自分が悪くないのなら、悪くない自分とは、なんぞやと真剣に考えてみれば。
100%、自分は悪くない、というのはあり得ないです。