せっかく、学んだので、復習することにします。
本当の仏教、仏説とは?
いろんな宗教があり、お経には「仏説〇〇経」とか、よく言われます。
でも、じっくり調べてみると、仏教は大きく二つに分かれます。
一つは日本でもお馴染みの大乗仏教、いろいろな祖師様がいらっしゃって、いろんな宗派があります、一つの宗派もどんどん分派していき、何がなんだかです。
どれも「仏説」と名乗ったり、仏教を名乗ったり。
お釈迦様が直に説いたものが本当の仏教ならば、他の宗派はすべてNGなのでしょうが、調べる術はありません。
もう一つはテーラワーダ仏教になります。
「小乗仏教」と言われたりしますが、仏教に詳しい方が「小乗仏教」という単語を使ったら、その知識と品格を疑われます、NGです。
「小乗仏教」は蔑称になりますので。
テーラワーダ仏教は、基本的に改変はNGです、お釈迦様の教えを改変することなく、大長老が仏典結集を経てパーリ三蔵を正しく伝えてきたと信じられています。
お釈迦様は、もういませんが、データは残っているので、個人が勝手な判断をする前に、いろいろと勉強することは重要なことだと思います。
「私の場合、改変がNGとされるテーラワーダ仏教の伝統的解釈を学ぶことが、お釈迦様の教えに近づくことができるのでは、と思い、勉強を進めることにします」
仏典結集について
第一回結集
お釈迦様の入滅後、「戒律は窮屈なので、これからは自由にやろうよ」という比丘がいるのに、危機感を感じたマハーカッサパ尊者が、結集により正しい仏説を伝えて行くために開催したと言われています。
マハーカッサパ尊者が議長、ウパーリ尊者が律、アーナンダ尊者が経・論を誦出し、500人の阿羅漢が参加したとのこと。
500人の阿羅漢、圧巻です。
お釈迦様の教えを新しく加えず、取り除かず、教えの通り伝えていこうという方針が決まったわけです。
引用です
科学の歴史を考えると時代が進むにつれて古い間違った考えが、新しい考えに書き換えられていくのが進歩していることですが、テーラワーダ仏教に関してはお釈迦様が存命中に完璧に説かれたものが三蔵であるので時代や地域に合わせて変えていくことは進歩ではなく退化でしかないと見られています。
大乗仏教は、変わることを否定しません、変わることがむしろ本質です、それが仏説か仏教かはわかりません、仏説だと思っている方もいると思います。
まあ、データはありますので、まずは、ご自分でお調べ下さい。
他人の言説に影響されず、疑問に思ったことは自分で調べるのが、仏教徒だと思います、お釈迦様もそれを推奨されてますから。
アビダンマの復習はまだまだ続きます。
お幸せでありますように。