仏教は食事に重きを置いてません。
心の栄養を大事にしてます、食事は体の管轄なので、「修行の妨げにならぬよう、肉体を維持できればいいや」という程度です。
国や宗教によっては食べ物までちょっかいを出してきますが、仏教はまったく無関心です。
むしろ、心の栄養を重要視してます、そしてなんのために食べるのか?も明確に説明してます、下記をご参照ください。
「食育」という言葉を聞きます。
日本政府の「食育基本法」に(こんな法律があったのですね)
「子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力をつけていくためには、なによりも「食」」が重要である、今、食育を生きる上の基本であって・・・・」
下記 「食育基本法」
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pdf/kihonho_28.pdf
「人間性」や「生きる力」って「食」で解決できるんだろうか?
ただ、腹が減るから食べるんじゃない?
裕福でも、メチャメチャな食生活をして、病気にまっしぐらという人もいるし。
貧しくても、楽しく家族みんなでカップラーメンって、場合もあるし。
家族と和む時間は心の栄養になります、食べ物は家族団らんの主役ではありません。
なんでもいいです、ジャンクフードでも充分務まります。
食事云々よりも、家族の時間を取りやすくする、長時間労働を撲滅する、ブラック企業を滅ぼす、心の状態を大切にする施策が大事だと思うのですが・・。
食よりも、心の問題を問題にしたほうが・・
食育よりも「心を育てる」ほうが大事じゃ・・・。
私の子どもが、こども園に勤めているのですが、指導要領でも「食育」があるとのことです。
年齢別に指導目標が示してあって、担当している2歳児の目標は「楽しく食べる」とのことでした。
「何を食べる」じゃなく、「楽しく食べる」、この目標だったら賛成です、あれやこれや食育のことを言いましたが、現場レベルで食育の有意義な取り組みを期待したいです。
写真は茶話会の際、善友からいただいたお菓子です。