ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

仕事に関する本

仏教と仕事に関する本はいろいろ出ていますが、仕事(ビジネス)と仏教は、もともと相反します。

 

ほとんどの仕事は貪瞋痴を煽って、売り上げ達成や成功を目指します。

ほとんどの書籍もそうです。

 

でも、仏教では貪瞋痴はNGです。

 

仕事は、ほんとうは仏教の管轄外なのでしょうが、けっこう仕事に関する質問は多いです。

 

ですから、書籍もあります。

 

 

 

仕事でいちばん大切なこと

仕事でいちばん大切なこと

 

 

 

 

 

どの本も、仕事をする前の、人間の土台を作るにはいいですが、実際の仕事現場に具体的にどう生かすか、という記述はないです。

でも、当然です、お坊様は働いてはいけませんので、実際の仕事現場はわかりません。

 

人格形成をきちんと行い、土台を作り、仕事をしなくてはなりません、もしくは仕事をしながら人格形成に励まなければなりません。

 

私は仕事をしながら人格形成に励みたいですね。

ただ、具体的にどうすればいいのかわかりません。

 

 

そこで、具体的に仕事で何をやりながら、人格形成ができるのか、が書いてある珍しい本を見つけました。

 

サンガのビジネス書、珍しいです。 

売りたいなら、人格を磨きなさい―売り上げを伸ばす24のジャストセールス理論― (サンガフロンティア)

売りたいなら、人格を磨きなさい―売り上げを伸ばす24のジャストセールス理論― (サンガフロンティア)

 

 

作者は大乗仏教儒教、東洋思想を勉強して、20年かけて販売という仕事と人格形成について研究し、独自の販売理論を確立させました。

 

その理由は、トップセールスになった方々が、高収入で身持ちを崩したり、謙虚さを失ったり、家庭を壊してしまったり、自身の心や体をこわしたり、それを見ることで、どうすれば良いか?日々研究を重ね「人格」の大切さに気づきます。

そして「お客様に喜ばれながら、かつセールスマン自身の人格も磨かれるセールス方法」を作ります。

 

長老も日頃から人格形成の大切さを説いていますが、でも販売現場から具体的に書いた本は、これが初めてではないでしょうか?

 

人格の大切さについて記述は多いに同感です。

大乗仏教の記述には「ん?」というところもありますが、おおむねOKです。

 

で、一番興味をひいたのは、「販売技術、販売テクニック」のあたりです。

具体的な記述で大いに好感が持てます。

 

 

売り上げ=セールス力×訪問件数×活動時間

でも「訪問件数」と「活動時間」は有限です、場合によっては、けっこう制約を受けます。

 

でも「セールス力」は伸ばせます。

セールス力=人格力×セールス技術

「人格力」「セールス技術」は、時間の制約を受けることなく、ヤル気させあれば伸ばせます、あと、それは自分のものになります。

 

人格力とセールス力を伸ばすためにはどうしましょ?

という記述がここにあります。

 

もともと、相反するものに挑戦してるので、即効性はないかもしれませんが、珍しくビジネス書を興味深く読みました。

 

お幸せでありますように。