33歳だったかな、今年、日本に来たばかりです。
日本語は片言、英語はまあまあ、シンハラ語はOK、パーリ語もOK
私は、日本語OK、英語は片言、パーリ語は単語のみ、シンハラ語はNG
こんな二人がサシで勉強会
日常読誦経典の内容を勉強しました。
お互い、共通の言葉はパーリ語になります。
パーリをシンハラに翻訳して、シンハラを英語に翻訳して・・、
パーリの意味はだいたいわかるので、お坊様にもっと詳しく説明してもらいます。
「そっか、スリランカでは、そういうふうに説明するのだな」とわかります。
生命の説明で、灯明を例に出して
灯明の芯は業(カルマ)
灯明の油は寿命(肉体の寿命)
灯明の火は生命
灯明の器は身体
火を消す風はアクシデント
カルマ(芯)が短いと、寿命が残っていても生命は尽きるし
油が少ないと、カルマを残して生命は終わるし
アクシデントで生命が尽きるときもあるし
ここで質問
風(アクシデント)はカルマと関係するんじゃありませんか?
輪廻(リーインカーネション)はどう説明しますか?
残ったカルマはどうなるのですか?
残念ながら、お互いの語学力不足で、疑問の解決には至りませんでした。
でも、お互い、頭の上に仏教という目的があると、言語って、ただの手段ですね。
コミュニケーションの主役は言葉ではないです。
次回は、せめて、お互いの共通言語であるパーリ語の辞書を持参します。
灯明の周りのお菓子は食べ散らかしたのでなく、いろいろな例を説明するために、並べたり、散らしたりしました。
言い訳がましいですが・・。
質素にプージャ
勉強の姿はお釈迦様が見てました。