ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

『観察』読了しました。

 長老と想田和弘氏の共著

観察  「生きる」という謎を解く鍵

観察 「生きる」という謎を解く鍵

 

 

読了しました。

想田氏は「観察映画」という、ドキュメンタリー映画の映画監督です。

想田和弘 - Wikipedia

 

「観察映画」というのがあったんですね。知りませんでした。

ご自分で「観察映画の十戒」というルールを決めて制作されてます。

十戒」は本書でご覧ください。

 

ナレーションも音楽も挿入されない映画です、全部ひとりで撮って、一人で編集されているとのことです、奥様も手伝うそうです。

 

最近はデジタルの動画機材も進歩して、フィルム映画みたいな画質も可能となり、映画というと、たくさんのスタッフがたずさわり、いろんな工程を経て完成するのでしょうが、今では、カメラとパソコンがあればできるのでしょうね。

 

映像関係は、個人的にとても興味がありますので、機会をとらえて、ぜひ作品を拝見したいです。

 

 

本書では、仏教初心者とお見受けする想田氏に、長老が丁寧に説明していきます。

例えば、「死後の世界」は、私でもなかなかわかりにくいところです。

でも、この部分を

 

来世

過去世

因果

輪廻

流れ

流転

生まれ変わり

 

いろいろな表現を用いて、想田監督に説明します。

想田氏も、五感的、推物論的、三次元論的な言葉で質問します。

ただ、死後は、五感、推物論、三次元とは無縁なところですので、微妙に合いません。

 

ただ、「合わない」ということで、浮き彫りになる部分もわかってきます。

 

仏教に詳しい方を相手にする対談より、また別の見方を考えるいい機会になりました。

 

ご興味のある方は本書をお読みください。

 

お幸せでありますように。