所縁の復習をしてたのですが、概念としてはわかるのですが、いざ、心心所に落とし込もうとすると、なかなか合わなく、なかなか復習になっていません。
授業をきちんと聞いた後の復習です、きちんと聞いてないと復習が成り立ちませんね。
どうしても「基」の話が気になるのですが。
仏教では3つの界があり、欲界、色界、無色界になります。
大乗的な説明も入ってますが、まあ、いいかな。
欲界といっても、へんな意味の欲ではなく、三次元の我々が生きている世界を指します、眼耳鼻舌身意、6つを得ることができます。
感覚的には、けっこうにぎやかですね。
次に色界です。
色といってもエロチックな色という意味ではなく、欲界より上の世界です。
色界の梵天界になると、鼻、舌、身の3つ基がないのですね。
眼耳意の情報しかないです。
無色界の梵天界になると「意」のみです。
お釈迦様以前は、この無色界の梵天界が「最高」の境地と誤解していたみたいです。
でも、悟ってはいませんので、梵天が色界、無色界を行ったり来たり、たまに欲界になったり、お釈迦様はこれを捨てたのですね。
で、ここに面白い話がのってました。
たまに、梵天界から人間界にきた方もいるかもししれません。
欲界の天界から来た方もいるかもしれません。
そういった方は、人間界となかなか合わないので出家したり、天界で楽に生活していたので、きちんと堂々した姿で、とことん贅沢な状況を作っていきていこうと努力します。
話はここで終わります、続けると、自分がどこから来たのか想像できそうなのです。
私自身、出家したいと思わないし、けっこう世俗的なのも好きだし、身なりもパッとしないし、贅沢にも縁がないし・・。
自分なりに、どこから来たのか想像できそうです、間違ってもいい生まれではなさそうですね。
お釈迦様から「愚か者」と言われそうなので、やめときます。
余計なこと考えないで、今、できることを気づきながら精いっぱいやることです。
参考にした本です。

ブッダの実践心理学 第4巻 心の生滅の分析 アビダンマ講義シリーズ
- 作者: アルボムッレ・スマナサーラ,藤本晃
- 出版社/メーカー: サンガ
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生きとし生けるものが幸せでありますように。