ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

法戦式(ほっせんしき)はご存知ですか?

法友の曹洞宗のお坊様が、曹洞宗の行事である法戦式に臨まれるということで、いろいろ調べてみました。

住職になるための大事な行事なのでしょう。

youtubeで見ると、かなり大掛かりな儀式ですね。

 

 

しかし、すごい名称ですね。

直訳すると「ダンマ バトル」になるのでしょうか?

 

世界の仏教徒に共通に通じることばで「ダンマ トーク」があります。

ダンマはパーリ語で「法」、だから直訳すると「法話」になります。

youtubeでは、世界中の仏教のお坊様のダンマトークを聞くことができます。

 

うーーん「ダンマ バトル」は、仏教的にはちょっとまずい名称です。

お釈迦様は争いを戒めましたから。

 

だから、仏教行事というよりも、伝統文化行事というとらえ方がいいかもしれません。

 

 

法戦式

正式には首座法戦式というのですね。

法戦式 | 曹洞宗 曹洞禅ネット SOTOZEN-NET 公式ページ

 

よく読んでみると雨安居を引き合いに出してます。

これは、インドの仏教があったころの雨安居ではなくて、中国に伝わったころの雨安居のことでしょう。

 

インドに仏教があったころの雨安居は、出歩かないだけで、普段の生活と変わりません、ダンマトーク、ダンマディスカッションはしたと思いますが、ダンマバトルはなかったと思います。

 

下記にインドに仏教があったころ、お釈迦様が存命であった頃の仏教の詳細な研究があります、読み物としても最高に面白いです。

「お釈迦様は一日をどう過ごしていたの?・・」

仏弟子たちの一日の過ごし方とは?」

「サンガ内での生活って?」

「どういうふうに遊行してたの?」

 

お釈迦様、仏弟子 サンガ その生活、あらゆる疑問に答えようとしています。

森 章司先生ありがとうございます。

原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究 <中央学術研究所>

 

 

よく読むと、お釈迦様存命の頃の雨安居と法戦式は関係ないとわかります。

やはり、中国に伝わったころの仏教が影響しているのでしょうね。

 

 

大乗仏教でよく行われる行事も、よく調べてみると、インドでお釈迦様が存命だったころのいろいろなことがルーツになっています、調べてみると面白いです。

 

法戦式のことをいろいろ書いてしまいましたが、本来儀式を必要としない仏教にとって、儀式の役割は「実践と教義のギャップをうめる」ためにあります、法戦式が参加者の「仏教の実践と教義のギャップ」。こころのギャップを埋めるものでしたら、善いのではないでしょうか?

jataka.hatenadiary.jp


 

 

話がずれてしまいましたが、この伝統文化行事の法戦式、わが法友、がんばって乗り越えて下さい、応援してます。

 

生きとし生けるものが幸せでありますように。