道徳が教科になるということで、報道にいろいろ出ています。
点数で評価されるのかな?と思っていたところ、そうではないみたいですね。
「特別の教科 道徳」「道徳科」という名称になりそうです。
入試で使われることはないようです、受験科目ではないわけですね。
下記文科省のPDFをご覧ください。
「道徳」の評価はどうなる
道徳の言葉も意味についても調べてみました。
Wikiから引用
道徳 人間が無意識の内に世の中に存在するものと認識している正邪・善悪の規範。個人の価値観に依存するが、多くの場合は個々人の道徳観に共通性や一致が見られる。社会性とも関わる。
「正邪」「善悪」ってなんぞや?
正しいこと
よこしまなこと
善なること
悪なること
具体的に示さなければいけないと思うのですが・・・。
文科省のHP「道徳教育」を見てみます。
文科省の道徳教育の考え方です
児童生徒が,生命を大切にする心や他人を思いやる心,善悪の判断などの規範意識等の道徳性を身に付けることは,とても重要です。ここでは,道徳教育の充実に向けた取組等を紹介します。
生命を大切にする心 とはなんぞや?
他人を思いやる心 とはなんぞや?
善悪の判断 とはなんぞや?
考え方を言ったからには、言葉の定義をしなければいけないのですが、それが無いのです。
でも、気をとりなおして文科省の道徳教育のHPを見てみます。
再度、ここですね
で、ここでは、小学校、中学校の教科書を見ることができます。
教科書をいろいろ見てみます。
率直な感想を言います。
教科書「わたしたちの道徳 小学校1・2年」に、道徳のすべてがあります。
他の小学校3~6年、中学校の道徳の教科書は不要です。
小学校1・2年の教科書の内容を9年間かけて身につけるほうが、はるかに有意義です。
他のことはしなくていいです。
なぜなら、あまりにも内容が欲張りすぎていて、一番大事なことが何か?が分からなくなっているからです。
今度の教科化では、教科書がもっと厚くなるとのことです、ますます大事なことが分かりにくくなる可能性があるのでは、とちょっと心配。
『わたしたちの道徳 小学校1・2年』
下記でPDFを読むことができます。
上記の教科書で一番注目したのは、42ページにあります。
引用します
しては ならない ことが あるよ
うそをついてはいけません
ともだちをたたいてはいけません
ひとのものをとってはいけません
いじわるをしてはいけません
悪口を言ってはいけません
人のものをかくしていけません
詳しく言うと
正直でいましょう
ともだちには優しく
優しい言葉を使いましょう
人がよろこぶことをしましょう
かな。
文科省の道徳教育の考え方が、小学校1・2年生の道徳の教科書に具体的に述べられていました。
素晴らしいです。
仏教の善悪と照らしてもOKです。
大人でもできないことです、高いお金をかけて教科書を作らなくても、毎日、唱和してもいいと思いますよ、よいと思うことはすすんでやりましょう。
『私たちの道徳 小学校1・2年』の32ページにも「よいと思うことは進んで」とありました。
とくに教科化しなくても、これを9年間唱和すれば、いい心のトレーニングになると思います、先生にもいい心のトレーニングになりますよ。
本当は、道徳より、仏教を学校で教えたほうがいいんですけど。
善悪が明確だし、無駄がないし、ポイントがわかり、心に効きます。悪いことから離れることができます。
あまりにも欲張りすぎて項目の多すぎる道徳の教科書から、一番大切なことを見つけることができます、その能力がつきます。
ちょっと、仏教の宣伝をし過ぎました。
お幸せでありますように。