親しい知人が病気になり、病気とか身体のことを考えたりします。
病気とは、身体が不自由になることです。
でも、仏教では「身体のことなんて放っとけ」です。
たしか、身体には冷たいです。
私たち生活活動のほとんどが身体に関すること、身体のためにやっていること、「身体、身体、身体」ですね。
なぜ、身体には冷たいのか?
身体に偏った思考と感情で、大事なことが疎かになるということでしょう。
だから、身体の多少の不具合は放っておけ、です。
下記に珍しく先生の作り話が出てきます、登場人物は、人間、犬、賢者です。
巻頭法話(69) からだのことしか考えられない 2000年11月
身体のことにやたら囚われないで、人間にしか出来ないことをやりましょう、と説いてます、おおいに納得です。
知人の病気のおかげで、大事なことを教えてもらったような気がします。
ありがとうございました。
生きとし生けるものが幸せでありますように。