『ブッダがせんせい』より引用します。
まわりの人が、
やってもやらなくても
自分のやるべきことを、
しっかりやろう
中村元先生訳のダンマパダです
他人のまちがいに目を向けない。
他人がしたこと、しなかったことに目を向けない。
ただ、自分がやったこと、やらなかったことだけを見つめなさい。
ダンマパダ50
スマナサーラ先生の訳です
原訳、法句経より
他人の過ちや、したこと、
しなかったことなど、
見る必要はない。
自分を観るべきだ。なにをしているか
なにをしてないのか、と。
本には「自分のためにやろう」「やくそくや決めたことを、ちゃんとやるのは、先生のためや、お母さんのためではありません、ぜんぶ、自分のためなのです」「いま、自分がやるべきことを確実に行うことが自らの成長につながるということです」
「自分のためにやることで、成長してみんなに好かれ、誰とでもなかよくできる人になるために、とても大事なことなのです」とあります。
べつに人に好かれなくてもいいです、それは大事なことじゃないです。
他人のことは気にせず、他人とは、家族であれ、友であれ、自分ではない他の人のことです、だからそんなことは気にせず、やるべきことをやって成長してください、ということです。
人って自分以外の人には異様に鋭いです、自分以外の人の批評や指摘は大好きです。
そのまえに「自分はどうなの?」なのですが・・。
自分のことは棚に上げて、自分のことは隠して、人の批評や指摘をします。
かといって、自分が批評され、指摘されるのはすごく嫌なのです。
その繰り返しだから、世の中ってよくなりませんね。
ダンマパダ158と159よりです
自分正しくととのえ、ついで他人に教えなさい。
そのようにする賢明な人は、
煩わされて悩むことがない
ダンマパダ158
あなたが他人に教える通りに、自分でも行いなさい。
自分をよく整えた人こそ、他人を整える
じぶんを制することはとてもむずかしい
ダンマパダ159
本当は他人にあーだこーだと言うのは成立しないのです。
自分を整えた人間なんてほとんどいませんから。
自分のことは放っておいて、他人にかまうのです。
だから、本当に成り立つのは、「自分を観ること」「自分を整えること」これぐらいしかできないですよ、でも、私も含めて、これさえも守ろうとはしないのですよ。
他人へのあれやこれやは管轄外だと割り切って、自分の心をだましたりせず、自分の心を観ること、整えることに挑戦してみたらどうですか?と教えてくれています。
参考にした本