協会から送られてきた『「吉祥経」を読む』を読んでいて、いまの自分が気になるところです。
協会から送られてきた施本です。
なんだか、立体感がすごいです。
仕事に関する部分を引用します。
父母に孝行すること、妻子への責任を果たすこと、
混乱のない仕事をすること、これが最上の吉祥です。
仕事は混乱がないことが大切です。
ついつい、意味を考えてしまいます。
本では、3つの意味を解説してます。
父母に孝行すること、妻子への責任を果たすこと、混乱のない仕事をすること。
「混乱のない仕事をすること」
本では、
仕事は整理整頓されて混乱なく行わなければならない、仕事は必須、肉体を維持するために必要なものを自分で取り入れるのと同じ。
混乱が生じないように働くために「ややこしくない混乱が生じない仕事につくこと」ともあります、でも意欲がなければ、どんな仕事でもトラブルになります。
他の本では
「複雑でない仕事をするように」と説いています。
先生の他の本、ここにも吉祥経の解説があります。

何が平和を壊すのか? 争いの世界を乗り越えるブッダの智慧 (初期仏教の本)
- 作者: アルボムッレ・スマナサーラ
- 出版社/メーカー: 宗教法人日本テーラワーダ仏教協会
- 発売日: 2014/01/13
- メディア: Kindle版
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で、仕事ですと、八正道の5番目、正命、正しい生計が関係してきますね。
生物に害を及ぼす仕事はNGです。
生命に危害を加えない仕事をしていても、仕事中に嘘や、不正を行うことはNGです、会社自体が不道徳な行為をしている場合もあるかもしれません。
会社自体が不正な行為をしてても、最後は自分の心を守らなければいけない、ということです。
ここまで、書いてて気づいたのですが、最後は自分の心のありかたですね。
クタクタな心で仕事をしてれば混乱しますし、簡単な仕事でさえうまくできない。
その逆で、仕事が心の妨げになっている場合もあるかもしれません。
いい本がありました。
正命に関して、素晴らしい解説がありました。
この本の中で、正しい生計に関する3つの問いかけがあります。
1
「仕事が本質的に自分や他者を害していないか」
2
「仕事が五つの戒律のいずれかを破っていないか」
3
「仕事で心を落ち着かせないようにしている要素はないか」
当てはまるのがあるかも・・。です。
当てはまると、仕事は混乱しますね、NGです。
でも、悪いところがわかったら、あとは直すだけですから、多少の困難があっても少しずつ直していきたいです。
まあ、それができないようだったら、先生が本の最後にまとめてあるのですが。
「自分にとって簡単な仕事を選んで働く」
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何が平和を壊すのか? 争いの世界を乗り越えるブッダの智慧 (初期仏教の本)
- 作者: アルボムッレ・スマナサーラ
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これが、確実そうです、心にも影響を与えそうにないですし、自分の心が守れます。
生きとし生けるものが幸せでありますように。