ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

スダンマ長老の鉄鉢

知り合いのスリランカ人の方のご尽力で、スダンマ長老がご来訪されました。

 

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駅まで迎えに行きますと、長老は小さな手提げバッグ、象牙ヤシの葉?で作ったうちわ、鉄鉢を肩から下げていました。

 

ご一泊の予定ですが、テーラワーダのお坊様は、だいたいみなさん身軽です。

 

 

お坊様の基本的な持ち物は、三衣と鉢ですから。わかりやすい写真です。

 

受具足戒式で、教戒師から、三衣と鉢を授かることを告げられます。

持ち物というか、授かるんです。

 

それにしても、鉢を持参されたお坊様は初めて見ました。

 

厚かましい私は、早速、さわらせてもらい「以外に軽いですねえ、鉄じゃなくて、アルミじゃないんですか?」失礼なことを聞きます。

 

スダンマ長老は、私の厚かましい質問でも、笑顔で答えてくれました。

「いえいえ、アルミではありません、鉄ですよ、これで食事をして、水を飲んで、顔を洗って、いろいろします」

 

厚かましい質問は続きます

「この中には、なにが入っているんですか?」

 

「聖糸が入ってます」

 

具足戒で授けられた鉄鉢に聖糸が入っていると、とてもありがたい感じがします。

 

 

托鉢とか、以前は出かけるときは鉄鉢を持参するのは当たり前だったのでしょうけど、托鉢しなくても食べ物は手に入るし、便利な世の中になると、鉄鉢の出番も少なくなっているのでしょう。

 

 

それにしても、便利な世の中で、鉄鉢を持参するスダンマ長老はなかなか新鮮でした。

基本を大事にする方だとお見受けしました。

 

お聞きする法話が楽しみです。

 

 

お幸せでありますように。