ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

登録者販売試験勉強と仏教(2) 殺生の話

仏教徒ですので、殺生というか、生き物に害を与えるようなことは避けるようにしてます。

 

 

いきなりですが「死刑」には反対の立場です。

日本ではいろいろな議論がありますが、死刑が根本的な解決になると思わないし、犯罪者、犯罪被害者の問題は社会で取り組むことだと思います。

dot.asahi.com

 

 

人間は自分の都合で生き物に接してますね。

 

お腹が減ったら食べてしまうし。

かわいければペットにするし。

害虫(虫にしたら迷惑な言葉です)と思ったら殺しにかかるし。

 

ホント人間は勝手ですね。

 

 

 

登録販売者試験では、衛生害虫の駆除と防除のための勉強をします。

 

薬もいろいろな種類があります。

 

 

有機リン系

生物の生体内触媒反応を利用して、死を導く成分です。

 

アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と不可逆的に結合して働きを阻害します。

 

アセチルコリンは神経伝達物質なので、これが不可逆的に阻害されると、神経阻害、呼吸阻害、で死に至ります。

 

可逆的に働くアセチルコリンエステラーゼ阻害物質は医療の分野で幅広く利用されています。

 

不可逆に働くものは、農薬とか化学兵器が用途ですね。

アセチルコリンエステラーゼ阻害剤 - Wikipedia

 

 

いずれにしても、生物の生体内反応を利用します、ハエたたきなんていりません。

生体反応をいじることで、勝手に死んでくれます、効率いいです。

 

 

あの、サリンも有機リン系です、農薬の開発がきっかけでできました。

 

サリンも農薬も、死に導く原理は同じです。

 

ただ、人間と虫の生体反応の違いがあるので、ちょっと処方を変えることで、虫は死に至り、人間は死にません。

 

なんだか紙一重のような気がします。

 

原理はここ、興味のある方はどうぞ。

chemieaula.blog.shinobi.jp

 

 

農薬とか人間が生きるためには必要な薬品なのでしょうが、虫以外の生物に「絶対無害?」はないような気がします。

 

勝手な私見ですが「危うい」感じもします。