我々は、いつもいつも狂って、世の中をあべこべに認識してますね。
チエリさん、いつも鋭い法話ありがとうございます。
ここに全てがあります。
「生きることは本当に苦なのか」第4回最終回
すごく気に入った部分があるので引用します。
命を賛嘆する。賛美歌を歌う。神にも感謝するでしょう。
一日中苦労して、競争して仕事して、やっと家に戻ったら、食事をする。そこで家族みんなで、「天にまします神様に感謝します。今日の食事を与えてくれて……」狂ってない?
わたしが言うなら「わたしは酷い人生にされている。苦しんで戦って、侮辱されて仕事をしてきた。それでやっと食材を買えた。それを家内がわたしに悪口を言いながら料理を作ったんだよ。料理は苦しみがあるから美味しいんだ。疲れているから。この酷い人生を作った者がいるならば、わたしはそいつをただでは置かない」とお祈りします。(笑)
問題は、わたしは幸せですが、神を讃嘆する人々は幸せではないんです。
この料理を食べている旦那さんは、苦しみの原因に気づいているような感じですね。
あべこべにも気づいていますね。
「この苦しみの人生を作ったやつがいるならば、ただじゃすまさないぞ!」
とも言ってるような気がします。
苦しみの原因は社会情勢でもないし、旦那の奥さんでもないし、雇用者でもないですし、経済状態でもないです。
どうぞ、みなさん、お考えください。
とてもいい法話でした。
お幸せでありますように。