ハエとか蚊とか、衛生害虫というのですね。
人間が勝手につけた名前です、怖がられて、嫌われて、防除、駆除されたりするので、昆虫にしてみると毎日が命がけです。
虫をむやみに怖がる人は多いけど、虫のこころにシンクロしてみると、彼らがどれだけの恐怖感のなかで生きているかと慮られて胸が痛くなるよ。安全だと分からせてあげた時に、彼らから伝わってくる安堵を感じてみよう。僕らが何をすべきか、おのずと見えてくるはず。
— nāgita #antifa (@naagita) August 23, 2018
昆虫をむやみに怖がるのは人間の勝手。
昆虫にしてみるといい迷惑です。
ハエ、その幼虫のウジ。
蚊、その幼虫のボウフラ。
衛生害虫の勉強をしてたもので・・・。
ハエはウジのときから駆除しなければいけないとのこと、ボウフラは幼虫のころは害はないけど、周りの環境に配慮しながら駆除、防除が書いてありました。
ハエやウジには、その習性があって、プログラムみたいに、それにのっとって生きてるだけですが、それが人間には不愉快なんでしょうね。
もともと、田舎の生まれなので、小さいころ、犬や猫に死骸が、あっというまにウジに埋もれて、いつのまにか骨になったのを見たことがあります。
考えてみれば、いつのまにかきれいにしてくれてたんですね。
これが、この昆虫の習性であり、役割でもあります。
発生している様子をみると、嫌悪感を抱く方もいるかもしれませんが、ハエやウジにしてみると、まっとうな生命活動で、ほんとうは、べつに何もないんですけどね。
人間の勝手な嫌悪感、ウジにしてみると、ほんといい迷惑です。
で、調べてみたら、ウジは腐肉や汚物を食べますが、正常な組織は食べないのですね、
第一次世界大戦では、傷口にウジの発生した兵士の生存率は突出して高かったとのことです。
この習性を利用して、医療関係に利用もされているのですね。
「傷の治療に用いられる場合」
ウジの苦手な方はご遠慮ください。
保険適用外ですが、実際の医療も行われているのですね。
創傷の写真が出ます、苦手な方はご遠慮ください。
「うじ療法」ですね。
人の命を助けてる、役に立っていると思うと、勝手な人間は、またウジへの見方も変えるかもしれません。
でも、ウジは何も変わってません。
変わったのは人間の見方です。
人間の物事の見方は、ほんといいかげんだよなあ。
同じ、いきもの同士、なかよくです。
生きとし生けるものが幸せでありますように。