久しぶりの献血
最近の献血ルームはスマホ持ち込みOKです。
備え付けのテレビもあるのですが、スマホを見ている方もいます。
私は主に読書です。
成分献血ですと、休日は2時間以上いたりします。
献血はなにかしら役に立っていると思うので、血を抜きながら仏教書を読むのもいいものです。
法友が「とても良かった」と薦めてくれた『スッタニパータ 第五章 彼岸道品』を持参しました。
カバーを取ると、すごくシンプルです、かっこいいです。
もともと、かなり難しい経典だそうです。
本書では、きちんと出典が明らかにされており
PTS版の番号
ミャンマー第六結集版の番号
参考訳として、中村元先生の日本語訳がついてます。
仏教経典は、パーリ経典と、大乗経典に大きく分けることができますが、漢訳の大乗経典ではなく、パーリ経典になります。
スッタニパータは日本では誤読されがちで、簡単な経典と思われていたそうです。
最初に部分を引用します
アジタさんがたずねた、
「世間は何によって覆われているのですか? 世間は何によって輝かないのですか? 世間を汚すものは何ですか? 世間の大きな恐怖とは何ですか? それを説いてください。」
無駄話なんかせず、いきなり、ガツンと、仏教の真ん中の部分にお釈迦様に質問をぶつけてきます。
最初からガツンです。
今回、献血の選本を間違えました、これは、図書館みたいな静かなところで、姿勢を正して、じっくり読む本です。
いま、読み直しているところです。
蛇の章もあります。
文章は簡潔ですが、これも難しいです、再読に挑戦です
お幸せでありますように。