自称「良寛さんファン」なのに、きちんと史跡巡りをしていないことに気づき、行くことに決めました。
家族の誰も良寛さんには興味がないので、一人で行きました。
私も、10代、20代、30代、40代、だったら、良寛さんにはまったく興味がなかったでしょう。
興味が出てきたのは50過ぎです、それも仏教を通してです。
仏教徒として良寛さんを見ると、「すごい」の一言です。
かなり、いい線いってます(かなり失礼な言い方です)
さて、当日は雨でしたが、雨が降ろうが、悪天候になろうが、行くつもりだったので、行ってきました。
予定は(全部新潟県内になります)
出雲崎町から
良寛堂
良寛と夕日の丘公園
良寛記念館
移動して
長岡市島崎(旧和島村)
良寛の里美術館
移動して
燕市
燕市分水良寛史料館(旧分水町にあります)
移動して
燕市分水ビジターセンター、ここに車を停めて
国上寺
五合庵
乙子神社草庵
かなり欲張ってます。
以上の予定でした。さて、回れるのでしょうか?
まずは、良寛堂、良寛さんの生地にあります。
建物の後ろには、良寛様の像があります、日本海を臨んでいます。
後ろから撮りました。
雨がやんでよかったです。
次は「良寛と夕日の丘公園」に行きます。
ちょっと高台にあります。
この海と空をみていたのですね。
公園には、子どもたちといっしょにいる良寛さまの像があります、
なんとなくいい雰囲気でした。
写真は無いですが、良寛記念館に行きました。
良寛の遺墨を展示してある3か所のうち、一番小さい施設でしたが、一番良かったです。
とても静かに観ることができました。
きちんと展示物の目録があり、実物の複製も買うことができます。
書籍、グッズも豊富
良寛様をきちんと勉強するなら、ここです。
次に長岡市島崎(旧和島村)の良寛の里美術館
一番新しい施設かもしれませんが、遺墨が少なく、書籍も少なく、視聴覚とか体験コーナーがありますが、静かに見たい方はNGかもしれません。
視聴覚があるので、小学校や中学校の見学にはいいかもしれません。
そそくさと終わらせて、燕市分水良寛史料館
三森九木画、良寛賛の「良寛打毬の図」これが良かった。
でも、燕市の歴史資料館という感じで、なんだかパッとしませんでした。
さて、ここで3つ施設を見たのですが、それにしても、どうして3つもあるのですか?
集中して、良寛様の遺墨を見たり、書籍に当たったり、そういった場所をひとつにまとめていただきたいです。
さて、いよいよ、
燕市分水ビジターセンター、ここに車を停めて
国上寺
五合庵
乙子神社草庵
に行こうとしたのですが、休日なのに、急な仕事の対応をしなくてはならなくなり、中断になりました。
結局、国上寺、五合庵、乙子神社には行けなかったです。
さて、感想ですが、良寛様は曹洞宗のお坊様ですが、人々に頼まれたら、南無阿弥陀仏と書いたり、法華経を書いたり、ぜんぜんこだわりがなくて自由です。
そこが好きなんですよね。
よく偉人の史跡を巡る旅 ということでツアーがあります。
私の場合は良寛さまでしたが、その人物にゆかりがある地を訪ねて、遺墨に接するというのは、本を読むより、ビシビシ実感できます。それだけでもよかったです。
仏教という観点から良寛様に接してみたい、と思うようになりました、いい機会になりました。