ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

憎悪の連鎖を止めるヒント

原訳「法句経」1日1話より

 

じつにこの世においては、

怨みにたいして怨みを返すならば、

ついに怨みの鎮まることがない。

怨みを捨ててこそ鎮まる。

これは普遍的な真理である。

 

 

これって真理なんですけど・・・・。

 

暴力や、言葉の暴力って、お互いやればやるほど止むことはないです。

 

ヘイトスピーチという言葉を聞きますが、お互い、言葉の暴力を使えば、お互い仕返しの応酬で、やむことはないです。

 

やむことはない、とわかっていても、やるんですよね。

怒って、争うほうが簡単ですからね。

仲良くするほうが難しいんですよ。

 

高橋源一郎氏の文章にいいヒントがありました、氏の本は読んだことはありませんが、いいこと書いてあります。

kangaeruhito.jp

 

高橋氏は、論じる、話をする前に相手の著作には全部目を通すそうです、これだけでもすごいことです。

 

引用しますね。

この「全作品を読む・見る・聞く」システムは、相手をリスペクトする以上の意味がある。相手を理解し、好きになることができるのである。以前、元大阪府知事・市長の橋下徹の言動にむかついて、批判してやろうと思い、やはり彼の全著作を取り寄せた。そのかなりの部分が絶版になっていたが、努力して集め、そして読んだ。そしたら、すっかり橋下氏が好きになってしまったのだ……。書かれた言葉には(どんなにひどくても)、その個人の顔が刻印されている。全部読んだら、もう知り合いだ。憎む理由がなくなってしまうのである。おれは、ヘイトスピーチに象徴される憎悪の連鎖を止めるヒントはそこにあるのではないかと思っているが、まあ、その件は、いまはおいておこう。

 

全著作を読むということは、相手へのリスペクトにもなるし、理解し好きになる、好きになるきっかけを作ることができる。

 

憎む理由がなくなる。

 

憎悪の連鎖を止めるヒントがあると思います。

 

 

お互い、同じことやりあうと、恨み、憎しみは鎮まることはないけど、せめて、恨みを鎮めるきっかけを、意識して探してもいいのではないでしょうか?

 

お互い憎悪して生きるより、仲良くしたほうがいいと思うのですが・・。

あえて難しい道をえらびましょ。

 

生きとし生けるものが幸せでありますように。