スリランカのお寺でカティナがあり、前日のお手伝いに行きました。
かなりひどい雨が降っていて、台所を広げるために外にテントみたいな屋根をつけてほしい、と依頼されました。
なにか手伝わされるな、と思っていましたが、屋外とは、思わんかった・・・。
雨具も何も、持ってきてないよ・・。
大雨の中、スリランカの仲間とブルーシートを張りました。
かなり濡れました。
終わったころ、ちょうどお昼ご飯で、久しぶりのスリランカカレー、いやあ、とても美味しかったです。
食べながら雑談。
20~30年前、日本人男性とスリランカ女性との国際結婚があり、たくさんの女性が日本にやってきているのです。
幸せに日本で暮らしている人もいますが、中には、病気になってしまい、日本人の夫から「国に帰れ」というケースもあるとのことです。
長年、異国に住んでると、故国には、自分の居場所はほぼなくなるのですよ。
帰る場所がない、といってもいいです。
だから、これは言ってはいけない言葉です。
あとは、仕事の苦労とか、家族の苦労とか、いろんな話を聞けました。
えーと、今回のカティナは、お坊様が雨安居をしている様子がなかったので、カティナというよりも、文化行事としての「衣お布施式」といったほうが正しいかな。
久しぶりに皆さんが集まり、いろいろ近況を話し合います、南国気質というのでしょうか、深刻な話でも結局最後は笑い飛ばします。
カティナというよりも、みんなが久しぶりに会って楽しむ、こちらのほうに意義があったような気がします。