出村様はテーラワーダ仏教の書籍の翻訳をされています。
とてもいい本ばかりです。
これ、持ってます
これもいい本です
出村様のHPで1分間冥想の話がありました。
続編ですね。
冥想というよりも、気づき、観察という言葉がぴったり来ます。
普段、生活しているなかで、気持ちの制御がつかない感じ。
怒りとか
悲しみとか
落ち込みとか
嫉妬とか
これに気づかないと、この感情の中の真っただ中に入り込んでしまう。
頭の中、心の中が、これらの感情に覆われてしまう。
このときに、1分間冥想というか、1分間の休みというか、1分間立ち止まるというか。
1分間なにもしないで、自分の心に気づいてみる。
感情の真っただ中にいると、これができないのですね。
できないのですよ。
自分の荒れた感情のままにしておくんですよね、荒れた真っただ中にいないで、その感情に気づく練習をしてみましょう。です。
感情は容易にストップしないので、まずは観察してみる、眺めてみる、気づいてみる。
私の場合は気づきです。
「あれ? 俺、いま、落ち込んでる」とか
「あれ?、いま、不愉快になっている」とか
感情の起きた原因なんて、どうでもいいです、まずは今起きている感情に気づくんですよね。
気づきは真剣に
すると、荒れた感情が、やや静かになる感じがします、「感じ」なので、実際どうかはわかりませんが。
でも、荒れた感情の真っただ中にいる感じはないです。
少しはうまくいったのかもしれません。
仏教では気づきを教えていますが、普段の生活や仕事のパフォーマンスを上げるための手段ではありません。
ただ、仏教の教えを、俗世の利益を得るために使っている人もすごく多いのですが、それにこだわっていると、本当に大事なものを得ないまま死んじゃうことになります、それもバカらしいですね。
1分間冥想は、生活や仕事のためではなく、本当はもっと大事なことを得るためにやるものです。
でも、まずは、心の平和を得ましょうか。
生きとし生けるものが幸せでありますように。