K先生は担任ではなかったのですが・・・・。
はて、なんの教科の先生かも忘れてしまいました。
40年近く前の話です。
時の流れは、記憶も押し流しますね。
でも、勉強の話でなく、先生の脇道に逸れた話は、覚えているもんです。
よく、政治の話で「右」とか「左」とかいいますね。
なんのことかわかりませんでした。
先生は新聞を例えに出しました。
ある新聞は右寄り
ある新聞はやや右寄り
ある新聞は左寄り
ある新聞はやや左寄り
今で言うところの政治スペクトルを用いて説明してくれました。
現在は政治の話は複雑なので、単純に「右」「左」とい分け方はしないと思います。
で、先生の政治的な位置というか、場所は・・。
先生は戦争を経験されていたので、権力を行使する者に対しては、監視を怠らず、少し批判的なくらいがちょうどよい、と言っておられました。
先の戦争では、言論統制で、新聞は権力を行使する者に対して翼賛してましたね。
先生の立場は「ちょっと左」でした。
学校の先生って、ほんとはすごい仕事なのだと、思います。
いつの時代でも、権力を行使する者に対しては、よく調べて判断することが大事なのではないでしょうか?
先生の「脇道に逸れた話」ってのは、すごいですね、今でも頭の中に残って影響を与えていますから。