家人が風邪をひいて、休日は看病です。
私の体調不良のときも看病してもらったのでお互い様です。
で、悲しいかな、家で仕事(急な締め切りを言われたやつ)をすることにしました。
会社が、自宅に仕事の持ち帰りを指示して、やらせた場合は、残業代が発生するそうです。
当たり前ですね。
でも、家に仕事の持ち帰りを指示する会社なんて聞いたことないです。
働き方改革的にどうなのでしょうか?
ほとんどは、家にパソコンを持って、自主的にやっているのではないでしょうか?
でも、精神衛生上、セキュリティ上、良くないでしょう。
本当は、会社で仕事が完結するのが一番です。
時間、仕事量、能力、これを解決するのは「仕組み」「システム」です。
個人の能力に依存しない、仕事を仕組みで処理する、時間内に終了できる、という、システムで動く仕組みを作らないと、これまで通りのままですね。
で、悲しいかな、家でやってみたら、アッというまに終わりました。
ちょっとややこしい問題も見つけて終わらせることができました。
自分の能力がアップしたのか?と錯覚しました。
考えてみたら
勤務時間にやるべき仕事をやろうとすると、「たくさんの急なやらなければならいなこと」に埋もれてしまうのですね、これを掘り出すうちに、タイムオーバーになるのですね。
家にいると「たくさんの急なこと」がまったく無くなるので、普通にできるわけです、別に能力がアップしたわけではありません、普通になれたのですね。
人間の能力を阻害するのは簡単です。
たくさんの急なことをやらせばいいです、で、大事なことをやらせなければいいのです。
これで阻害できます、能力が落ちます。
でも、能力を落としたくないので、心を鬼にして選択することもあります。
でも、これじゃあダメなんだよな、個人が仕事を選択しないで、仕組みで振り分けないと、組織なら。
これからは、大事なやるべきことを、取り組む仕組みが必要でしょうね、そうしないと働き方改革の根本ができなような気がします。
ただ、「仕組み、仕組み」と言ってると、組織が硬直化するかもしれません。
あっちをやれば、こっちが立たず、です。
それにしても、自分の能力を錯覚した日でした。