ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

あなたはやるかもしれないけど、私はやらない。

知り合いの40代のスリランカの方の昔話。

 

学校で軍事教練があって、銃の扱いがうまい と褒められた、とのこと。

 

スリランカでは内戦がありました。

だから、学校でも軍事教練があったのでしょう。

ja.wikipedia.org

 

彼の話によると、この内戦で、身内、友人が亡くなったとのこと。

 

 

私が聞いてて、ちょっとショックだったのは、お寺のお坊様が皆殺された話。

 

「やらなければ、こっちがやられる」  何が悪いんだという論調でした。

 

「いや、ダメ、それでもやってはいけない」と私。

 

お坊様を殺されたのはショックだけど、在家が復讐に回ってはダメです。

 

実際はやってしまったのでしょうが・・・・。

 

仏教は殺生を戒めてますけど、実際にこういった経験をした人に「やってはいけない」と言ったところで一種の無力感を感じます。

 

怒っている人を抑える自信がありません。

 

 

でも、お釈迦様に帰依します、と誓ってしまったので、たとえ説得できなくても、自分は守らなくていけない、ということです。

 

「どんな場合でも、やられたらやり返す、というのはダメ、ダメなものはダメ、あなたはやるかもしれないけど、私はやらない」

 

先日、スリランカで痛ましいテロ事件がありました、暴力の連鎖にならぬよう願うばかりです。

 

生きとし生けるものが幸せでありますように。