ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

原子力発電の話(3) 仏教徒の立場から

手に負えない廃棄物の話を前回しました。

 

この廃棄物は「毒」にあたると思います。

 

放射線が強いと、近づいただけで死にますし。

放射線が弱くなっても、生物へなにかしら未知の影響を与えます。

 

「毒」というキーワードだと、仏教の何にひっかかるのかな?

家にある本で調べてみました。

 

これがいいかな

 

初期仏教キーワード

初期仏教キーワード

 

 

 

P.77の「正命」がこれにあたりますね。

正命 正しい仕事をするエネルギー

 

引用します。

 

仏教では、次の5つの職業には就いてはならないものとされている。

 

①武器の製造、売買

 

②毒の製造 売買

 

③酒の製造、売買

 

④麻薬の製造、売買

 

⑤動物の売買

 

 

 

Wikiでは、毒は生命活動にとって不都合を起こす総称である、とされてます。

②番になるのでしょうけど、放射線は毒のカテゴリーに無いです。

 

低レベルの放射線は、自然界にもあるし、医療等に使われているからなんでしょうね。

 

問題になるのは高レベルの放射線と低レベルでも長期間暴露されるとなにかしらの影響の可能性があるかもしれない、ということ。

 

お釈迦様の時代は、放射線の概念が無いですが、放射線は実際人体への悪い影響の実例もありますので、②に入ると思います。

 

ですから、仏教徒の立場としても原子力発電は反対です。

 

 

 

余談になりますが、ネットをさまよっていて、こんなのを見つけました。

ja.wikipedia.org

 

で、ロスアラモスの科学者はガンで早世した方が多かったとのこと。

 

70年以上前の話になりますが、いまだに現代は、手に負えないものをもてあそんで、もてあそばれて、を続けていると思いました。