
ためない生き方 ネガティブな心を上手に消す智慧 (SB新書)
- 作者: アルボムッレ・スマナサーラ
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/06/06
- メディア: 新書
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引用
— ジャータカ (@jataka_) September 6, 2019
あなたが意図的にためたものであるならば、それは仕方がありません。
でも、勝手にたまったものは、実はとても危険なものなのです。
引用おわり
勝手にたまるものはゴミとかネガティヴ感情。
心をゴミ屋敷にしてはいけない。 pic.twitter.com/NMzIyqPkGs
引用
— ジャータカ (@jataka_) September 7, 2019
ためることは暗くて何の意味もありません。
いくらためていっても、使わないかぎり(捨てない限り)、得るものは何もないのです。
もう一度言っておきましょう。
捨てることは幸せです。
引用おわり
そうだよな、捨てなきゃ始まらないし、怒りや憎しみを捨てないと、人には優しくできないし pic.twitter.com/cdQ1SCTVuH
とても良い本です。
引用します。
いくらためていっても、得るものはなにもない
ですから捨てることは幸せです。
これは、私が無理やり作った理屈です。
おいしいウナギ弁当が売られていても、自分が持っているお金を捨てて(使って)、それを買わないと、食べられません。
念願のマイホームには、住宅ローンを組んで、毎月財産を捨てて行かなければ、住めません。
新しいスマホを買い替えるためには、今まで使っていた古いスマホを処分しなくてはいけません。
人に優しくするためには、心を安らかにするには、怒りや憎しみの感情を捨てなければいけません。
これでわかるでしょうか?捨てた分、人は幸せになるのです。
ためることは暗くて何の意味もありません。
いくらためていっても、使わない限り(捨てない限り)、得るものはなにもないのです。
もう一度言っておきましょう。
捨てることは幸せです。
なにか始めるときは、前にあったものを処分したほうがいいかもしれません。
リセット、再スタートです。
ためこむと、身動きできずなにも出来なくなるかもしれません。
次はパティパダー9月号から引用します。
実践によって「ない」喜びを体験する。
次にあなたに一万円がある。あなたはその一万円で他の人を助けてあげる。街頭で子どもたちが募金活動をしていたら、千円でも寄付してあげる。また金がなくてご飯も食べればい人に二千円をあげる。自分の金を人のために使ってみる。そうすると、あなたには一万円がなくなったことで喜びが生まれるのです。一生懸命に募金活動している人に一万円寄付したとする。あなたの一万円はなくなりました。そのなくなった喜びは、どうでしょうか?一時間で消えますか?消えません。私はこのような支援活動に寄付しましたと喜びは残るのです。時間が経っても、思い出したらまた楽しくなって喜べるのです。それを取り上げることは誰にもできません。たとえ人から「そんな支援活動にいくら寄付しても意味がない。あなたはバカだ。それより美味しいものでも食べればよかったのに」と言われても、それは成り立ちません。善行為をして本人が「ああ、なんて私はバカなことをしたんだ。やめておけばよかった」とは思えません。これが「ない」世界です。
そのように「ない」ことの喜びは、ずっと続いて長持ちするのです。ヴィッパサナー瞑想は、「ない」世界を発見するための実践です。それに成功するためには、皆さんが持っている知識を破らなくてはいけません。そうでないと理解できないと思います。瞑想で認識次元を破って、乗り越えるために、訓練させているのです。
捨てることで、ふさわしいところに達するのですね。
「ポジティブエネルギー」という表現でした。
ためる必要はなく、捨てることで勝手にたまっていく、これでしたら勝手にたまってもOKです。
減らないし、誰も取り上げていかない。
ほぼ定期的に献血してます。
血は減りますが、たまに「この成分献血が誰かの役に立っているのかな」と思うと悪い気はしません。
この積み重ねなんでしょうね。