ジャータカのよもやま話

テーラワーダの在家仏教徒 身の回りのことを地味に書いてます。

「仲間」の話

「道徳ロボット」読了

 

 

道徳ロボット――AI時代に欠かせない「幸せに生きる脳」の育て方

道徳ロボット――AI時代に欠かせない「幸せに生きる脳」の育て方

 

 

第二章の仏教とジレンマ、仏教をまた別の視点でとらえる試みだと思いました。

普段ではなかなか考えないことです、ちょっと面白いなあ、と思いました。

 

第三章は、先生と鄭先生との議論になります。

 

キーワードは「仲間」だと思いました。

 

引用します。

 

スマナサーラ

だからみんな道徳を語りつつ、矛盾して、非道徳をしてその道徳を壊すんですね。そういう現状に対して、先生は面白い言葉を見つけているでしょう。「仲間を守れ」と。

 

鄭、

はい。今ある人間の道徳というのは、基本的に仲間に対してしか使っていない、と。

 

スマナサーラ

だから、さすがだなと思ったのです。だって世の中では、問題を解決するために「人を殺すなかれ」と言いながら戦争をしているのですから。私なら、「こういう人たちは、矛盾だらけで非道徳だ」と決定します。

 

ほんと、世の中、仲間だらけです。

 

昨日、駅前である宗教の勧誘をしてました、渡されたリーフレットを読むと、国家の危機やその宗教内で通る狭い話が書いてありました。

 

また、ネットでは、特定の国の人々を酷い言葉でけなしたり、ヘイトスピーチというのでしょうか、国境と人種に囚われている方も見受けられます。

 

また、ある宗教では、特定に人種にしか信仰できない、ことが書いてあったり。

 

生きとし生けるものに適用できる普遍的なものが無いのですね

 

 

鄭先生は仲間内の道徳に着目し、仲間の定義を変えることで、仲間を広げることができる、よって共通の道徳も広げることができる、という意見をおっしゃってます。

 

これに対して先生は、仏教的に道徳を語ります。

 

 

詳しくは、本を買って読んでみてください。

 

 

私自身、会社とか、家族とか、ダンマサークルとか、何かしらの「仲間」に所属しているわけですが、仲間にしか通用しないような、そんなつまらないものは捨てて、生きとし生けるものに通用する普遍的なものを大事にしていきたいです。

 

お幸せでありますように。