引用
「幸福」というのは「明日」得るものではありません。「いつか」得るものでもありません。
「明日」とか「いつか」ってのは、まだ来てません。
来る前に死ぬかもしれない。
死んだら、「明日」とか「いつか」ってないです。
本では「明日」や「いつか」という考えは、不幸になると決めた人の考えなのです、と言い切ってます。
先生は念入りです。
これまで
「いま・ここ」の話
「昨日の失敗」の話
「キャッシュと約手」の話
が出てきました。
いずれにしても
「いま・ここ・気づき」
「いまの瞬間」
に気づきを持ってくるための話です。
放逸が過ぎる私は、キャッシュと約手の話が実感できました。
販売をしたら、代金の回収があります、現金でパッと振り込んでいただければ、その瞬間で完了、終了です。
約手は、まだ済んでないのです、まだ来ていない未来の話になります。
来てもいない未来に代金が入ってくる、というのも気持ち悪い話です。
「明日」とか「いつか」は気持ち悪い考えなんでしょうね。
また、明日、死ぬかもしれないから、明日のことなんて考えないで、今、しっかりやりなさい、ということだと思います。
明日、死ななくても、家を災害で失ったり、親しい方が亡くなったり、勤めていた会社が倒産したり、明日なんて来ないかもしれんし、自分の幸福を来もしないことに託すのは危ないってことです。
結局、結論は「いま・ここ・気づき」になりますね。