花は散る、とか
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、とか
イメージで誤解されまくっている無常です。
わかっているつもりでも、自分のことになると無常の否定にまわります。
例えば
小さいころは、あんないい子だったのに、大きくなったら手をつけられない悪い子になった。
なかなか治らないやっかいな病気になってしまった。
親しい方が亡くなった、未だに悲しい。
ああー、雨が降ってきた、うっとしいなあ。
年を取って、身体が衰えてきた、思い通りにならない。
引用します
すべての現象は無常です、瞬間、瞬間、変化しているのです。
頭やイメージでは「無常」をわかっているつもりでも。
いざとなると
「オレさま以外は無常なんだわ」に簡単に陥ります。
表題は
「無常は可能性にみちている」とありますが。
「オレさま以外は無常なんだわ」という人には(私も)、「可能性」はやってきませんね。
自ら可能性をつぶしている、ということです。
無常 アニッチャは、誤解にみちている。
下記のシリーズを再読、勉強中です。