相手にイヤなことされたり、暴力ふるわれたり、それ対して怒って仕返しをすること自体、もう負けであり、先に傷ついてしまっている、ということです。
「損得」というと金銭の話になります。
でも、「自分が傷つくのは」、なんだか「損」な感じがします。
えーと
「損」は嫌いです。
引用です
(自分に悪をなす悪人の)相手に汚物は炭火を投げつけようとすると、先に汚れたり火傷をしたりするのは相手ではなくて自分です。
相手がひょいと身体をかわせば汚物は当たりませんが、汚物を投げようとした自分の手は、必ず汚れてしまうのです。
これ、たぶん有名な経典にあると思うのですが、不勉強なためわかりません。
仏教の経典、テキストはいつでも具体的でわかりやすいです、ここに疑問はありません。
自分の手や心は汚したくないし、傷つけたくもないし、それって「損」です。
「損」をもたらす「怒り」を捨てるか、離れましょうよ、という話です。
あー、「損」はイヤだ。
2月は「怒りから離れよう月間」のテキストです。