この表題を読んで下記の巻頭法話を思い出しました。
心は放っておくと、自然に貪瞋痴に沿ったことします。
上記リンクより引用です
心の本来の衝動は、貪瞋痴なのです。あるいは無明です。人の生命の本能が貪瞋痴なのですから善いことをしたがらないのは当然のことです。勇気がなければ、智慧がなければ、善いことを実行できません。私たちの本能が汚れているのは仕方がないが、もっと悪いのは、偽善的にそれを隠そうとしているところです。そのために、あふれるほどの理想や、道徳的な美しい言葉が、世の中にはあるのです。
ガツンと厳しいです、もともと出来てないでしょ、という話です。
ある国でやたら町の中で道徳的なスローガンを掲げるのは、「それができていない」ということなんでしょうね。
できてれば、スローガンなんていりませんね。
まあ、人間もそうですね、できてないからスローガンが必要なんですね。
テキストより引用
(ここでいう心のささやきは貪瞋痴の衝動です)
心を育てる人は、心のささやきに耳を傾けないほうがいいのです。それが安全です。
善いことはすぐにやって、貪瞋痴のささやきは、「また、いつか、」「また、いつか」とずーっと先延ばしにてやらないほうがいいかもしれません。
悪いことは先延ばしということで。