短いので全文引用
「捨てる」ということは、「何物にも依存しない」ということです。
それは単に、ものに頼らないことだけではありません。
神であろうが仏であろうが、まったく何物にも依存しない生き方なのです。
それが真の自由ということです。
この本を思いだしました。
アーチャン・チャー長老も、とてつもなく難しいことをあっさりおっしゃる方です。
すごいです。
どこで見つけたかわからないのですが。
アーチャン・チャー長老が弟子とお寺まわりの掃除をしていて、重い切り株?か何かを手に持って移動しなければならない。
で、移動場所にきて、それを手から放します。
で、長老は、
「放したから軽くなったでしょう」と、弟子に言います。
これだけの話なのですが、私たちの普段の生活は、たくさんのモノや事を、掴んで離さない状態なのだと思います。
多くを手放している出家している弟子にも、このように言うのですから、在家はなおさらです。
いきなりすべて手放すのは、うまく出来ないと思いますので、まずはいらないものを手放してみる、→いい気分になる→次もやってみる→いい気分になる→次を手放してみる。
この繰り返しでやってみたいと思います。
ある境地に達した長老は、むずかしいことをあっさりおっしゃいます。
油断せずに精読です。