引用
よい結果になるように原因をしっかり調整することが、理性的な生き方なのです。
因果、因縁の話です。
これに関しては、先生の詳しい法話があります。
6つの法話がみっちりあります。
テキストに関係する部分としては、2番目の法話
引用します。
仏教というのは、今、結果が出る教えだそうです。もし仏教を少しでも実践したならば、実践した分だけすぐ、自分に幸せが返ってくるのです。そのような小さな幸せを得て、それを確信として、自信を持って最終的な幸せ、最終的な自由、解脱、涅槃といったものを得られるように励んでいかなくてはなりません。
そこで、今現在の私たちの苦しみ、悩みをなくし、問題を解決し、今だけでも自由に生きるために、因果説を使いましょう。あるいはすべて解決しなくても、心の悩み、からだの悩みをともかくなくして、今というときを自由に、軽やかに、生きていくべきなのです。
原因を調整する目的は、「小さな幸せ」のため。「心の悩み」「からだの悩み」を減らすため。
で、最終的に解脱、涅槃です。
日常生活で、原因と結果を考える場面が必ずあると思います、どんな小さな因果でも、目的を忘れないようにです。