短いので全文引用
ブッダの教えは、「どうぞ批判してください」「自由に論議してください」という立場なのです。
例えば、科学的に実証された真理を批判から守る必要はありますか。
それが真理であるのなら、「どうぞ、まちがっていると証明してみてください」と堂々としていられるでしょう。
先生は「それが正しいかどうか自分で調べてみてください」とおっしゃいます。
カーラーマのお話を連想します。
下記に法話があります。
お釈迦様はガツンとおしゃってます。
引用します
あなたがたはある説かれたものを真理として受け取るときに、
- 人々の耳に伝えられるもの、例えば秘伝や呪文、神の啓示などに頼ってはいけない、
- 世代から世代へと伝え承けたからといって頼ってはいけない、
- 古くからの言い伝え、伝説、風説などに頼ってはいけない、
- 自分たちの聖書や教典に書いてあるからといって頼ってはいけない、
- 経験によらず頭のなかの理性(思弁)だけで考えることに頼ってはいけない、
- 理屈や理論に合っているからといってそれに頼ってはいけない、
- 人間がもともと持っている見解等に合っているからというような考察に頼ってはいけない、
- 自分の見方に(見)に合っているからというようなことだけで納得してはいけない、
- 説くものが立派な姿かたちをしているからといって頼ってはいけない、
- 説いた沙門が貴い師であるというような肩書などに誤魔化されてはいけない、
盲信することなく、自分で勉強し、実践し、確証を得たうえで、行うべきです。
仏教もその一つですし、日常生活の物事の接し方でも役に立つのではないでしょうか。
世の中のほとんどは、きちんと調べることなく、貪瞋痴に塗れた批判ばかり飛び交ってます、そういったことから離れるいいヒントになると思います。