全文引用
自信がないと、神の力とか、宇宙の力というようなものに頼ろうとします。
客観的な証拠がないにもかかわらず、いきなり結論に立って「まず信じよう」となってしまいます。「信仰」に沿って生きていこうとします。
しかし、世の中にあるのは、神の力ではなく、「変化する」という法則です。
リンゴの実が台風で落ちてだめになったのは、物理法則です。それは神の意思によるものではありません。
自我を捨ててみれば、神秘や迷信はなくなるのです。
私見です
物理法則ではありませんが、自分が病気になったとします。
「なんで自分が!病気なんてイヤだ!」なんて思うでしょうね。
で、けっこう「平癒祈願」を謳ったりとか、ご本尊のお参りするとご利益がありますよとか、壺を買うと不幸を祓うことができますとか。
けっこういろいろな宗教が待ち構えてます。
「嘘でもいい!、今の自分に都合のいいものに飛びつきたい!」
私もワナにはまるかも。
頭では、「うむ、物事は無常だなあ」と思ってるくせに、いざ自分の身にふりかかると弱いものです。
下記の法話、変化する(無常)について徹底的に説いてます。
無常を嫌がり、信仰を選びそうな人々にガツンです。
「信仰」から、いつのまにか無常について考えることになりました。