短いので全文引用
妄想は猛毒です。
妄想があるゆえに、ストレスが起きます。
妄想があるがゆえに、人生何をしても苦しみと失敗で終わるのです。
だから、まずやるべきことは妄想を停止させることです。
私見です。
ヴィッパサナー瞑想をしていて、ちょっとでも油断してると、アッというまに、頭の中に妄想が広がり、頭の中を乗っ取られたところで「妄想、妄想、妄想」と気づきを入れる。
妄想っていうと
何か心配事とか
過去のこととか
未来のこととか
いまここに、関係ない、いろいろなことですね。
ヴィッパサナー瞑想していてわかるのですが、冥想中に妄想はアッというまに広がり、「いま、ここでないこと」に心を連れ去ってしまう、心をさまようわせる。
心がさまようんですよ。
で、気づくことで、今、ここに、戻ってこなくては、です。
下記に妄想と思考、何が悪いの?について徹底的な法話があります。
妄想が悪いのは当然ですが、思考にも注意です。
上記法話、ちょっと引用です
経典は、思考と妄想を明確に分ける用語は使わないのです。Vitakka というと、思考も妄想も両方入ります。意門が働いていることがvitakka です。要するに考えていることです。主観的に好き勝手に、意で概念をつくることはmaññanā(思惟,思量)といううのです。
そっか、仏教では尋(vitakka)は、思考と妄想の区別が無いのですね。
思考に感情が混ざれば、アッというまに妄想になりますし。
妄想はNGですけど、上記法話には思考とうまく付き合うヒントがあります。
7月はガツンと「妄想」からスタートしました。