引用
自分を価値判断しながら、よい人間になろうとすると、うまくいきません。
自分の主観で自分を判断するのですから、客観的ではありません。まず間違えます、そして自己嫌悪に陥ったり、傲慢になったりします。
バリバリの闇の中にいる私の私見です。
今月のパティパダー
新刊|月刊機関誌 2020年『パティパダー 8月号』◆連載目次 巻頭法話「闇と光」~闇は無明、光は智慧~ 根本仏教講義 Q&A 翻訳 初期仏教のエッセンス youtube法話ガイド https://t.co/ZUNsYU2WX8 #jtba #仏教 #Buddhism #スマナサーラ長老 #ヴィパッサナー #雑誌 #パティパダー #智慧 pic.twitter.com/IKBxzQsNGA
— 日本テーラワーダ仏教協会 (@jtba_info) 2020年8月2日
巻頭法話に「闇と光」とあります。
先生の一般向けに出版している本は、ソフトな語り口で、平易な感じですけど、パティパダーは、オブラート無しです、苦い薬を飲んでいる感じがするかもしれません。
この「闇と光」は、あまり仏教を知らない方が読んだら、けっこうプライドが傷つくかもしれません、ガックリくるかもしれません。
今日の法話と絡めて言うと、
自分の主観で自分を判断するということは、無明という暗闇の中にいる状態。
科学は発展して、暗闇の部分も少しは薄くなりますが完全ではありません。
未だに議論・信仰・迷信に頼って生きている。
で、仏教徒は戒律を守ろうとしますけど、それは誰でもできるので、それほど価値はありません。
ずっと、暗闇にいるんですから、何やっても良くなるわけないですね。
と、書くと、仏教は「虚無主義」だとか誤解に陥りそうです。
でも「光」の存在も述べていますので、虚無主義ではありません。
法話のポイントです
●無明は闇です。智慧は光です
●すべての生命は闇に住んでいます
●無明がある人に限って悩み苦しみが続くがあるのです
●ブッダは人に智慧の眼を開く方法を教えます
●人は自分で闇を破らなくてはいけないのです
良くなろうと思ったら闇を破ることに挑戦しましょう、そのための方法は・・・パティパダーをお読みください。