引用
自分の問題でも、他人の問題でも、ものごとは主観を離れてしまえば、あるのは、ただ客観的な問題だけです。
私見に満ちた私見です。
昨日、自我の錯覚、幻覚を破るためにヴィッパサナー瞑想の法話を紹介しました。
ひたすら観察、観察の、観察瞑想です。
ヴィッパサナーは自己の観察に使いますけど、日常生活の事象の観察にも使えそうです。
「自分はこう思う」「自分ならこうする」とか、自分が主語のまま、いろいろな事象に取り組むより、「自分」は後回しにして、まずは観察から始めてみてはどうでしょうか?
事象をありのままに見る練習です。
その事象が、なんらかの「問題」ならば、自然とその道理がわかってくるのではないでしょうか。
すべてがうまくいくとは思いませんが、ヴィッパサナーは、日常生活のいろいろなことに応用できる「観察する姿勢」の基礎になると思います。
私自身は・・、偉そうなことはまったく言えません、失敗ばかりです・・。
いつの間にか観察の大事さに導かれる本です。