引用
いま本を読むとしたら、本を読むことに徹する。そのときは、夕食をどうしようとか、よけいなことは考えない。
それが終わったら、次の瞬間は料理に徹する。
そうなれば、巧みにものごとを処していけるようになります。
私見です
昨日は、短い時間にカット、ユニットごとにカットするというお話でしたが、こんどはカットされたユニットの中身の話になります。
中身といっても、そんな難しいことをするわけではないです。
先生の法話でもありますけど、人間は基本的にひとつのことしかできません。
同時にふたつのことはできません。
ですので、本を読みながら夕食の心配をするというのは、なんだかすごく器用な感じがしますけど、たぶん本を読むことが疎かになってしまうでしょう。
だから
「いま、ここ、ひとつ」
「いま、ここ、ひとつ」ってなんだか法則のような感じがします。
日常やっていることは「いま、ここ、ひとつ」が集まったもの、という感じがします。
ということは余計なことは考えないで「いま、ここ、ひとつ」に徹してうまくやったほうが、良い結果を得れそうです。
あと、こころにも良さそうです。
本を読みながら夕食のこと考えたり、夕食を作りながら過去や未来のことが頭に浮かんだり、へたすると悩んだり。
これってこころに悪そうです。
「いま、ここ、ひとつ」 ひとつのことに徹することは、こころを汚すことから離れる基本になりそうな気がします。
「こころに悪いことを避ける方法」を教えてくれる本です