引用
けれども人生には、大切な時間も、取るに足らない時間も、どちらもありえない、成り立たないのです。人生をひとつの時間の流れでみれば、一秒一秒、ずーっと歳をとり続けているのです、いまの一秒と過去の一秒は同格です、同じ価値です。
この生きている瞬間瞬間が大切なのです、どんな一秒も、無駄にはできません。
私見です。
時間の話ですね
真っ先に連想した本が下記
時間についても詳しく書いてあります。
本から引用します
時間は主観的な感情
中略
実のところ、真理という観点から見ると、時間というものは存在しないのです。ですから、仏教では、そもそも時間というものは存在しないので、時間論もまた成り立たないと考えるのです。
中略
時間とは、物理的に存在するものではありません。あくまで、私たち人間の頭の中で、観念としてのみ存在するものです。観念ですから、言い換えるなら、主観的な感情です。ですから、時間の正体とは、言ってしまえば主観的な感情にすぎないのです。
時間について詳しく知りたい方は本をお読み下さい。
時間について、ふと思うのですが。
1か月に1回定期的に行われるミーティングがあって、20人くらい集まる。
観察すると、メンバーが会場に到着する順番って、毎回、ほぼ同じなんですよ。
いつも早く来るのはAさん、次はBさん 次はCさんってな感じ、Dさんはいつもギリギリ、とか。
それを言うと会社の出勤も同じですね、だいたいみなさん同じ順番で出勤してくる。
何を言いたいのかといいますと、みなさん各々「時間感覚」を持っていて、時間のとらえ方が違うのかもしれません。
たぶん、自分の時間感覚がベストだと思っているのでしょう。
「いつも10分前に来るべきだ」とか、「その10分がもったいない、もっと他のことに有意義に使うべきだ」とか。
でも、「どれが正しいの」いうのは無いですね。
私も含め、みなさん、主観的に、感情的に時間を捉えてます、そのうえ勝手な価値観を時間に植え付けているかもしれません。
で、先生は「人生は瞬間、瞬間が本番」と説きます。
引用
つまり、私たちの人生には、本番しかないということです。
人生には、リハーサルはありません。どの瞬間も本番です。なにか失敗すれば、次の瞬間には後悔をすることになります。現象は瞬間、瞬間過ぎ去ってゆくので、後悔などしようものなら、また、その瞬間にやるべきことができなくなります。
瞬間、瞬間、やるべきことがやってきて、とっととやらなくてはいけない、ということですね。
「時間がないどうしよう、たぶんできない」とか「時間がたっぷりある、あとでやれば」というのは、「本番はあとで」とか「リハーサルができそう」とか、主観的な時間のとらえ方なんでしょうね。
うーむ、けっこう自分の持っている主観的、感情的な時間感覚の奴隷になっています、で、勝手に自分なりの価値観で時間を見てます、ここを破らないと、です。
やはり、結論は「この生きている瞬間瞬間が大切なのです、どんな一秒も、無駄にできません」です。
一秒も無駄にできない、と教えてくれる本です