引用
人間には巨大な能力があるのです。
ところが、私たちはそれを発揮できないでいます。能力を発揮できないのは、自分で能力を制限しているからです。そして、そのことに気づいていないのです。
他人に自分を合わせようとしたり、世の中で成功しているパターンに自分を当てはめたりしようとすると、自分で自分を縛ってしまい、能力は制限されてしまうのです。
私見です
連想する本
たしか、買った覚えがあるのですけど、見つかりません、人にあげてしまったのでしょうか。
内容も覚えてません。
原爆とか、原子力発電とか、原子力は巨大なエネルギーですね、個人の見解で恐縮ですけど、原子力は人類の手に負えないものだと判断しました。
エネルギーもそうだけど、その廃棄物がヤバイです。
詳しくは下記、原発に行ったお話です。
貪瞋痴を原子力に例えてますね。
下記法話で「歩く原子爆弾」という言葉が出てきます。
貪瞋痴のエネルギーは巨大で、自分や周りを汚染します、原子力に例えられそうです。
で、こころは巨大な能力があるのですから、貪瞋痴に例えた原子力ではなくて、もっとクリーンに使いたいです。
法話を続けます
先生は、ここでは貪と瞋を「猛獣」に例えています。
で、次の法話では
貪や瞋を離れて、正しいありかたについてお話をしています。
上記より引用
ある、やり手の若い営業マンが自分の会社に入ってきたとしましょう。その人はうまい口調で人を騙し、何かちょっと不正をしたりして、顧客をたくさん獲得していきました。自分はこつこつ正直に営業をやってきたのに、その人に先を越されてしまう。それでどんどん悔しくなるのです。おまけにその人はブランドのネクタイを締め、ブランドのカバンを持ち、ブランドの腕時計をはめています。でも、自分は三千円の時計。なんで自分はこんなに苦労しなくちゃいけないのか、まじめに働いているのがばからしい、とみじめな気持ちになったりします。これも一種の誘惑です。
お釈迦様がおっしゃるのは、あなたはそれでいい。悪いことはやらないでください。あなたは今まで悪いことをやらなかったのだから、いくら誘惑されても頑張って、歯を食い縛って、自分のポリシーを貫いてください。勇気を持ってください。間違ってでも悪いことをしてはなりません、と教えています。
周りを見ると、貪と瞋を伸ばすことに長けた人を羨ましく思い、自分もそうなりたい、と思うかもしれません、でもそれをやると、周りに迷惑をかける原子力や猛獣になってしまいます。
「間違っても悪いことはしない」が、クリーンな能力を伸ばすキーワードかな、と思います。