引用
能力開発では、自分が他の生命にどのように関わるかということが大切な視点です。
「人間に限らず、他の生命の役に立つために、自分に何ができるのか」と考えれば、みるみる能力があらわれてきます。
私見です
能力について書いた本はこれですね。
絶版ですけど、キンドルで500円で購入できます。
性格について、能力について、詳しく書いてあります。
この本では、能力の前に「性格」について勉強します。
性格と能力は密接な関係があるのでしょう。
でも、すみませんが端折って、能力のところを引用します。
引用
世間の人類を観察しても、見事に能力を発揮できる人の数は、少ないのです。悲しいことですがどうしようもないのです。
この問題に仏教的にはこのように答えます。能力は多種多様なので、まず一人の人間にすべてはあり得ない。発揮するならば、能力はひとつくらいで充分です。「決めた目的に達することが能力」なので、われわれは決めたことに達するように努めれば充分です。怠けてはいけないのです。言い訳もいけないのです。
中略
能力をひとつ発揮すれば充分です。社会というマトリックスの中で、自分の位置がわかれば幸福です。この社会という複雑な構成の中で、「わたしはピアニストだ」、「わたしは教師だ」、「わたしはコックだ」、「わたしは農民だ」「というふうに、自分の位置があることで充分です。そこにとどまっていれば、社会も安全で、本人も安全に生きていられます。
日常生活における能力の話ですね。
自分の位置を定めることができる能力がひとつあれば充分です、ということです。
で、先生の話は続きます
引用
それから能力の開発について考えましょう。仏教は「能力がない」とあきらめることは認めないのです。能力とは、開発するものです。はじめからあるわけではないのです。決めた目的に達することが能力なので、なにを学べば、何を身につければ、どのくらい練習すれば、自分の能力に達するのかと具体的に考えて、必ず実行することです。目的に達するまで努力することです。それが能力というものです。仏教は解脱に達するという目的をもっているので、その目的に達する能力の開発を明確に説いているのです。
「決めた目的に達するために具体的な努力すること」イコール「能力」
「日常生活の目的」でも「仏教の目的」でも
以上の両方に当てはまりますね。法話における「能力」という単語は。
で、仏教はいつでも具体的です。
次はどう能力を開発するのか、具体的に述べています。
項目だけ引用します、詳細は本書をお読み下さい。
1
妄想をやめる
2
時間を短くする
時間間隔の話です、短く区切って、いま何をすべきか、というお話です。
3
一個の部品に徹する
4
喜びを感じる
5
慈しみを育てる
6
思考を整理する
7
ネガティブな感情をもたない
8
価値観を変える
9
執着しない
10
できないことを恥じない
11
仏弟子に学ぶ
思いっきり脱線します
齢をとると身体の能力が衰えます。
あちこちガタがきます。
衰えながらも、多分、人の役に立っているとおもうので、ちょっと嬉しい
下記
もらったけど、お酒飲まないので、杯は誰かにあげよう。
— ジャータカ (@jataka_) 2020年10月17日
杯よりピンバッチがいいと思うんだけど。 pic.twitter.com/E3bEiEZI8V
身体に関しては「どんどん」は無いですけど、こころには善い感じ。